テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あまりの蒸し暑さで目が覚めた。
昨夜のことは現実だったのだろうか。
昌
返事はない。やはり夢だったのか。
そう思っていると、冷んやりとした空気が部屋の中に流れてきた。
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
聞いたがよしのはもういなかった。
よしのが消えた途端に部屋に暑さが戻った。
昌
俺はぶつぶつ言いながら洗濯や掃除をした。
遅く起きたせいであっという間に夕方になった。
また冷んやりとした空気が流れてきた。
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
不思議な感じだった。
死んだよしのは物に触れない。だから俺が触れることもできない。
抱きしめたくてもキスをしたくても、何もできない。
だけど、透けていても、怒ったり笑ったりしてる顔が分かる。
まるで、生きていた時のように会話をしている。
生きている時みたいに。
昌
慎
昌
慎
昌
慎
昌
慎
昌
慎
昌
慎
昌
慎
昌
慎
結局女の子はほぼ居なくて、俺は飲んだくれて帰った。
部屋が冷んやりしていて、よしのが居るんだと分かった。
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
よしの
昌
成仏できないと怨みが強くなる。
そんな気配はよしのから何も感じない。
触れることはできなくても、生きてる時と変わらない。
生きていた時と違うのは、嫉妬深いよしのが他の女を勧めること。
それは一人になった俺が心配だから。
矛盾している。
嫉妬深いんだから、新しい女なんて居ない方がいいじゃないか。
もしかしたらよしのは、俺とずっと一緒にいたいから成仏しないんじゃないか?
そんなことを考えながら、いつの間にか眠った。