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The Zombie Another-完結済-

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The Zombie Another episode20

♥

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2022年11月03日

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その頃、大人達は食事を摂ろうとしていた

ハリー(警官)

アリシアとマイロは?

ジャック

荷台で食べるってさ

ハリー(警官)

そうか...

ハリー(警官)

それと...[エラ]と[タッカー]の事は...(小声

ハリー(警官)

言うべき...だよな?(小声

ジャック

ジャック

ああ、俺もそう思う(小声

ジャック

何が起きたかは言っておいた方がいい(小声

ジャック

ちょっと気が重いが..(小声

ハリー(警官)

........ああ..そう...だな(小声

カッ(缶詰めを動かす音)

ジャック

にしても、ほんとに世界で初めに缶詰めを誕生させた国だけのことはあるな

ジャック

ビーフシチューにソーセージ、タマゴなんかも沢山ある

ノーマ

ほんとにな、そのお陰で好きなものを食えるし、感謝しなくっちゃあな

ノア

.........

ハリー(警官)

それじゃ、乾杯

2人

乾杯

ポンッ(ペットボトル同士がぶつかる音)

ノア

......

ノア

((言わナい方がいい...))

ノア

((ショッピングモールで起きたこトなんて...))

ノア

((もし聞かれタら、言う))

ノア

((そのレベルの話だ))

ハリー(警官)

......

少しの沈黙の後...

ハリー(警官)

ノアに言っておかなければならないことがある

ハリー(警官)

[エラ]と[タッカー]がいないことにはもう気づいていると思うが、その2人のことだ

ノア

...あぁ、はイ...

[道中で3人組と出会い、一緒に食品工場に行ったこと]、[工場で殺されかけたこと]など、起こったこと全てをありのままをノアに伝えた

ノア

そんなコとが...

ハリー(警官)

........

ハリー(警官)

俺のせいなんだ

ハリー(警官)

勝手に分け前の話しに持ってって

ハリー(警官)

''決定させたようなもんだ''

ハリー(警官)

''あんなよく分からない奴らなんて''

''信じるべきじゃなかった''

ジャック

違う、お前だけのせいじゃない

ジャック

''俺らにもその責任はある''

ノーマ

そうだ。俺もそいつらとの同行に乗り気だったし...

ノーマ

まあ、いま後悔しても遅いんだがな...

ハリー(警官)

......

ノア

...

ハリー(警官)

今度はノアに話してほしいんだ...

ハリー(警官)

ショッピングモールで何が起きたか

ノア

はい...

ノア

えっと...まズは...

ショッピングモールで起こったこと..

ノア

あ......えッと...ぉ

アれ...なンデ?

うマク思い出せなイ..?

ジャック

どうした、ノア?

ノア

あ、すみマせん...

なんだか...''脳''に[思い出してはいけない]って強く言われてるような感じが...

ノア

......思い、出せなイデす

ノア

その時は...ひどく混乱していたというか、なんというか

ノア

う''ぅ..分かりまセん...

ノア

ごめんナさい..!

ノアは頭を抱えた

ノーマ

まあ、思い出したくない程の...ことなんだよな?

ノア

はい...

ハリー(警官)

なら、この話しはもう終わりにしよう...

ジャック

そうだな

ほんとに覚えていないのか?

ジャック

それじゃ、まず話すべきことといえば...

ジャック

俺達はこれからの行動だな...

何かちょっとぐらいなら...!

あるんじゃない...のか?

ノーマ

救助隊がくるかどうかも分からないしなぁ...

救助?

そうだ、救助!

ロンドン塔の鐘の音、シュルーズベリー、オクスフォード駅近く、ロンドン自然公園!!

曇りきった空に一筋の光が差し込んだような感覚で、鮮明に思い出すことができた

ハリー(警官)

ロンドンから脱出するには橋を渡るしかない

ハリー(警官)

だが、随分前にも確認したが、そこは車でいっぱいで大渋滞を起こしていた...

ハリー(警官)

トラックじゃ無理だ

ハリー(警官)

だが、かといって歩きじゃ時間がかかる...

ノア

あ、待ッてください!

ノア

思い出しました、1つ重要なこトを...!

3人

ハリー(警官)

何だ?

ノア

ショッピングモールで待っテる時に聞いたんです

ノア

軍がロンドン自然公園で避難ヲ開始するって...!

ノーマ

おお...!

ジャック

それほんとか...!?

ハリー(警官)

詳しく頼む

ノア

はい

女性の声(シュルーズ・ベリー軍)

こちらシュルーズ・ベリー。

女性の声(シュルーズ・ベリー軍)

全生存者に告ぐ。

女性の声(シュルーズ・ベリー軍)

これよりロンドン塔の鐘の音を合図に避難を開始。

女性の声(シュルーズ・ベリー軍)

場所はオクスフォード駅近くのロンドン自然公園。

女性の声(シュルーズ・ベリー軍)

全生存者はそこへ来るように。

ノア

確かこう言ってタと思います

ジャック

それ、似たようなの前にも聞いた気が...

ノーマ

例の3人組の工場から脱出するときに流れてたな

ジャック

ああ、そうだ

ハリー(警官)

((あの時は聞く余裕すらなかったが...こんな内容だったとは...))

ジャック

ていうか、避難を開始するなら...今すぐにでも..!

ハリー(警官)

.............

ハリー(警官)

いや...鐘の音が合図なら...

ハリー(警官)

昨日の12時からってことだよな...

ジャック

っ、そうか。そう..だったな...

ノーマ

もう最低でも20時間は経ってるからな...

ハリー(警官)

.............

ハリー(警官)

((避難場所ならロンドン自然公園ぐらいしかない...広いからな...))

ハリー(警官)

((だけど...))

4人

...

誰もがこう考えていた...

''もう避難自体は終わってるんじゃないか...?''と。

ジャック

........

ジャック

なあ、ロンドン自然公園に行ってみないか?

ジャック

いつ終わるとかの放送は無かったんだろ?ノア?

ノア

えエ、はい..

ジャック

じゃあ、まだやってるって信じて皆で行こう

ジャック

''アリシアとマイロの為にも''...

ハリー(警官)

っ...!!

ハリー(警官)

((そうか...そうだよな))

ハリー(警官)

((何、暗いこと考えてんだ俺...2人の為にも...!))

ハリー(警官)

ふっ...ジャックの言う通りだな

ハリー(警官)

このまま此処に居てもしょうがない...

俺達は''前に進まないと''

ノーマ

そうだな、俺も乗るぜ

ノア

僕も...!!

こうして、1人の言葉から皆の熱気を再び呼び起こした

そんなことをしていると、トラックの運転席付近から誰かの助けを求める声が聞こえてきた

プツーーーーー

誰かの声

ふak4!@なz5たくki.+%!!

4人

幼い女の子の声

誰か...誰かお願いっ...助けて欲しいの!

女の子の声が聞こえてきたのだ

声は震えており、恐怖にかられてる様子が容易に想像できた

幼い女の子の声

場所はバッキンガム宮殿近くのセント・ジョージ教会よ。

幼い女の子の声

あぅ...っ私を入れて合わせて3人閉じ込められてる。

幼い女の子の声

食糧も水も銃もあるわ。

幼い女の子の声

でも身動きがとれないの...!

幼い女の子の声

お願い、警察でも誰でもいいですから...。

幼い女の子の声

これを聞いている人がいたら力を貸して...お願い...!

幼い女の子の声

お願い....絶対に来て!

The Zombie Another-完結済-

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