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コメント
2件
❤️💙いい感じの雰囲気...なのか? 二人とも、💜くんが一緒にお祭りに行くことにあんまり賛成してないのは何か訳がありそう...🤔 まだまだ、分からないことばかりでムズムズしてます🤣 続きも楽しみです‼️
最近ずっと雨だった空が、 今日は嘘のように青く輝いた。
だんだんと暖かさが増し、 白い雲が覗き始めた休日の昼頃。
“今日は行けない”という いるまからのメッセージに 落胆した時、
扉のノック音が響いた。
らん
ゆっくりとドアが開く。
らん
そこにいたのは、
こさめ
らん
小学生の頃から仲が良い、こさめだ。
こさめが俺の病室に来てくれるのは 今日が初めて。
会うこと自体、かなり久しぶりだ。
らん
こさめが側の椅子に座る。
こさめ
こさめ
らん
目が合い、笑い合う。
こさめ
らん
こさめ
呆れたように言うこさめに、また 笑いが込み上げた。
こさめ
こさめが窓の外を見る。
つられて、俺も目を向けた。
穏やかに、白い雲が流れている。
らん
こさめ
こさめが窓を開けると、運ばれる風に カーテンが揺れ、
遠くの方から微かに 人の声が聞こえた。
この時期になると、毎年思い出す。
暑苦しい空気。
大勢の人の声。
眩しいほどの光を放つ、数々の屋台。
らん
昔からよくみんなで行っていた、 この街の夏祭り。
こさめ
こさめは何も言わず、 外を眺めている。
髪は風に揺れ、 何か言おうと口を開けては、 またつぐむ。
らん
らん
こさめが俺の顔を見る。
こさめ
息を吸う音が聞こえた。
こさめ
俺の反応を伺うような様子。
らん
こさめ
こさめは、再び黙ってしまう。
言葉を探しているように見えた。
こさめ
こさめが、少し顔を俯かせた。
こさめ
らん
らん
らん
顔を上げたこさめと目が合った。
こさめ
こさめ
らん
目で追っていた雲も、 次第に窓枠を越え、
遥かに消えていく。
らん
何度、想像したか分からない。
いるまと、肩を並べて歩くこと。
らん
外の木が揺れ、葉が落ちる。
俺は微笑んで、 噛み締めるように言った。
らん
こさめの表情も和らいだ。
こさめ
こさめ
こさめ
夕暮れに沈む廊下は、どことなく 寂しさを感じる。
委員会の仕事をして、帰るために 教室に荷物を取りに行く頃には、
もう既に生徒は 誰もいなくなっていた。
こさめ
自分の教室を目指し、 角を曲がったその時。
こさめ
人とぶつかってしまった。
こさめ
なつ
こさめ
そこには、カバンを持った なつくんの姿。
こさめ
なつ
彼は呆れたように言う。
まるで、それが当たり前かのように。
こさめ
なつ
こさめ
なつ
なつ
そっけなく言う。
でも、こさめのことを 待っていてくれた。
その事実が、 こさめはとても嬉しかった。
虫の声がよく響く、 アスファルトの上。
今日は夕陽が眩しいほどだ。
こさめ
彼は前を向いたまま返事をする。
こさめ
なつ
意外にも淡白な返事で、 少し拍子抜けした。
なつ
こさめ
こさめ
こさめ
彼の笑顔を思い出すと、どこか 安心する自分がいる。
こさめ
信号が赤く灯り、二人の足も止まる。
こさめ
なつ
きっと彼も、こさめと同じことを 考えただろう。
こさめ
こさめ
なつ
なつくんが こちらを見たのが分かった。
こさめ
なつ
こさめ
なつ
目の前を車が通り、 その度に風を起こす。
信号が変わり、白と黒の縞模様を 一歩づつ過ぎゆく。
二人の間に沈黙が流れ、 足音が重く響く。
ため息をついた今日の空は、
本当に、よく晴れている。