あやか
えいっ
丸めた紙クズを隣に投げる
ゆうま
うわ、またかよ…
ゆうま
俺はゴミ箱じゃねぇぞ
あやか
え、そうなの?知らなかったわ〜
ゆうま
うざ…
あやか
ねね、中見てみてよ
ゆうま
は?なんでだよ
あやか
いいからいいから
ゆうま
はぁ…
紙を広げて文字を読むゆうま
「素直に見るなんてバカね〜」
ゆうま
……
また紙を丸めてこちらに投げ返してきた
ゆうま
自分で捨てろ
あやか
ははっ!面白〜!
こんな風に接してしまうのは、私が素直になれないから
あやか
………
中身を書き直してまた投げる
ゆうま
!…だからもういいって
ゆうま
しつこい
あやか
中見てみてよ〜
ゆうま
嫌だわ
ゆうま
どうせ馬鹿にしたような文だろ
今度は中身を読まずに投げ返してきた
あやか
え〜
先生
おいそこ!!
先生
またか!何回言ったら分かるんだ
先生
痴話喧嘩も程々にしろ!
ゆうま
はぁ?!痴話喧嘩じゃないです!!
ゆうま
………
ゆうま
はぁ…
ゆうま
またお前のせいで怒られたじゃねぇか
ゆうま
早く席替えしねぇかな…
あやか
私だって同じ事思ってたわ〜
ゆうま
ふん、やっぱ嫌いだわお前の事
あやか
そんなの…私だって
投げ返された紙を広げて文字を見つめる
「好き」
この2文字を伝えたとしても、多分、貴方は嫌がるだろうな。






