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そうして私達はLIMEを交換した
明日美
明日美
明日美
ゆい
ゆい
こんな形で連絡先を知れるとは思わなかった
色んな形で明日美さんのことを沢山知ろう
だから
これからも末永く
あなたが死ぬ瞬間まで
ゆい
明日美
と、明日美さんが病室の壁にかけてある時計を見てから言った
明日美
ゆい
ゆい
ガラガラ
と、私しかいない病室に大きめな音が響く
ゆい
こんな所で何日も過ごすわけにはいかない
ブチッ
ブチッ
ブチッ
ピーピーピーピーピー
ゆい
またクラっと目眩がする
だがここからでなければ...
ガラガラ
ゆい
少し息が荒くなる
ズキッ
痛みを感じたのは足だった
ゆい
倒れる時に捻挫してしまったようだ
最近は歩いてなかったもんな...
色々な人に変な目で見られたがそんな事どうだっていい
私はこの病院から出て、明日美さんののるバスの後ろを
タクシーを使って走った
そう
私は中学生なんかじゃない
中退はしたが、21歳だ
勉強なんてどうでもいい
ただ私の快感のために人を殺す
だって
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
三日後
LIMEにて
ゆい
連絡したのは午前七時頃
きっと不審に思うはずだ
1時間後
明日美
明日美
明日美
やっと連絡が来た
ここからかまをかける
何人も金で雇ったんだ
失敗したら容赦しない
ゆい
明日美
明日美
ゆい
ゆい
ゆい
明日美
明日美
ゆい
ゆい
ゆい
明日美
これは一体どういうこと?
急に謎の連絡
男性と思われる人から住所が送られてきた
もちろんゆいさんに命の危険があるのだから行くけれど
サバイバルナイフを3本用意して足を運び続ける
本当に不安だ
ゆいさんがかまをかけようとしていると思う
ゆいさんが笑い始めた時に見えたあの光景
実はその後には続きがあった
ゆいの母
ゆいの母
ゆい
ゆいの父
ゆいの父
ゆいの母
ゆいの母
ゆい
ゆい
ゆいの母
ゆいの父
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆいの母
ゆいの父
ゆいの父
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
あの時
私は叫び続けた
どうしてなのか意味がわからなくて
どうして娘の言うことなのに信じてくれないのかわからなくて
ただ寂しくて
悲しくて
叫び続けた
ゆいの母
ゆいの母
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
急になにかに取りつかれたかのように
5歳児とは思えない言葉を発した
ゆいの父
ゆいの父
ゆいの父
パシンッ
ゆい
ゆいの母
ゆいの父
ゆいの父
ゆいの父
ゆいの父
バシンッ
ゆいの母
ゆいの父
ゆいの母
ゆいの父
ゆいの父
ゆいの父
ゆいの父
ゆいの父
ゆいの父
ゆい
ママは、声を出さなかった
血だらけになった顔を見て私は叫んだ
ゆい
ゆいの父
そして今度は私が殴られる番となった
私がうさぎを殺した時に使った包丁を持っていることを忘れて
ゆいの父
ゆいの父
ゆいの父
ゆいの父
ゆいの父
私は真顔で
ゆい
と言った
ゆいの父
ゆい
ゆい
ゆいの父
ゆい
ゆい
ゆいの父
ガシッ
パパはまた私の顔を殴ろとした
でもそれを綺麗にキャッチする
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
そこで私は無理矢理意識を遠のけた
なぜゆいさんの記憶を受け取ってしまったのだろう
人が死ぬところなんて見たくない...
どうしてなのだろう
そうこう考えるうちにゆいさんから送られてきた住所に着いた
明日美
そうして私は古い嫌な音を立てるドアを開けた
ゆい
ゆい
ゆいの父
ゆい
ゆいの母
ゆい
ゆい
いつの間にか白いワンピースが真っ赤に染まる
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
それでも命は尽きる
私のために生き、私のために死ぬ
それがどうして変わるのだろう
さぁ明日美さん
明日見さんには期待してるわ?
私の快感を埋め尽くしてくれる
ゆい
死ぬまで残り40日