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コメント
4件
イタ王君ー頑張ってるとことかめちゃかわいい...最高です👍
イタ王は泣き虫そう、っていい予想的中したわ
⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございませんのでご了承ください
⚠️史実とは一切関係ありません
⚠️史実ネタでもございません
⚠️すべて、私の妄想です。
ナチスは、その日の朝ほど計画表を真剣に書いたことはなかった。
起床、洗面、朝食。 順序、時間配分、役割分担。
ナチ
そう結論づけ、紙を机に置いた瞬間。
イタ王
爆音のような声と共に、イタ王が部屋に突撃してきた。
イタ王
ナチ
ナチスが冷静に返す間にも、イタ王は机の周りをぐるぐる回り、 置いてあった計画表を覗き込む。
イタ王
ナチ
イタ王
その「手伝う」が信用ならないことを、ナチスはすでに理解していた。
一方で、部屋の隅。
日帝
日帝は静かに座り、三人分のコップが並んだ様子をじっと見ている。
ナチスが視線を向けると、小さく頷いた。
ナチ
返事はない。 だが、邪魔をしない位置、動線、音量。 まるで空気を読むように、完璧だった。
問題は――もう一人。
ソ連
ソ連は、ナチスの少し後ろに立ち、無言でコートの端を掴んでいる。
ナチ
言っても、力は緩まらない。
抱きつくほどではない。 だが、距離が近い。
ナチ
名前を呼ぶと、赤い目がこちらを見上げる。
ソ連
その一言で、ナチスは一瞬、言葉に詰まった。
ナチ
ソ連
そう言うと、ソ連は素直に頷き、 それでも半歩後ろの距離は保ったままだった。
朝食の準備は、予想通り混沌だった。
イタ王
イタ王が皿を持ち、意気揚々と歩き出す。
ナチ
ナチスの言葉が終わるより早く、 イタ王の足がもつれた。
イタ王
皿が傾き、 次の瞬間、床に広がる音。
がしゃん!
一瞬の沈黙。
イタ王は、その場で固まった。
イタ王
次の瞬間。
イタ王
部屋中に響く、全力のギャン泣き。
イタ王
イタ王
イタ王
床に座り込み、両手で顔を覆う。
ナチスは、一瞬だけ動きを止めた。
ナチ
予想外だったわけではない。 だが、想像以上に感情が大きい。
ソ連が、ぴくりと反応する。 泣き声に驚いたのか、ナチスの服を強く掴んだ。
日帝は何も言わず、 割れた皿とイタ王を交互に見ていた。
ナチ
ナチスは、できるだけ低く、静かに呼ぶ。
ナチ
イタ王
泣き止まらない。
ナチ
そう言ってから、少し間を置く。
ナチ
その横で、日帝がそっと布巾を差し出した。
日帝
ナチ
ナチスはそれを受け取り、床を拭き始める。
ナチ
ナチ
イタ王はしゃくり上げながら、こくんと頷いた。
イタ王
ナチ
イタ王
泣き疲れたイタ王は、 しばらくすると静かになり、目を擦った。
その様子を見て、 ナチスは内心で結論を下す。
――計画通りには、進まないな…。
床の片付けが終わる頃には、 イタ王の泣き声は、しゃくり上げる音に変わっていた。
ナチ
ナチスは最後に床を一拭きし、布巾を置く。
ナチ
その声に、イタ王は恐る恐る顔を上げた。
目は真っ赤で、 鼻もぐずぐずしている。
イタ王
ナチ
即答だった。
イタ王は少し驚いたように目を瞬かせる。
ナチ
ナチ
イタ王は黙って聞いていたが、 しばらくして、小さな声で言った。
イタ王
その一言に、 ナチスは一瞬、言葉を選んだ。
ナチ
短く、だがはっきりと言う。
ナチ
イタ王はぽかんとした顔で、 その言葉を受け止める。
イタ王
震える声。
ナチスは少し考え、 棚を指差した。
ナチ
ナチ
イタ王
イタ王は袖で涙を拭き、 渡された布巾を両手で握った。
ぎこちない動きだが、 さっきよりもずっと慎重だ。
その様子を、 日帝は何も言わず見ていた。
ソ連はナチスの後ろに立ち、 相変わらず近い距離を保っている。
テーブルを拭き終えたイタ王は、 布巾を差し出した。
イタ王
ナチ
ナチスは目を通し、 一度だけ頷いた。
ナチ
その一言で、 イタ王の表情がぱっと明るくなる。
イタ王
ナチ
その直後。
イタ王はふらりと体を揺らし、 椅子に座り込んだ。
イタ王
ナチ
ナチスは淡々と言いながら、 水を用意する。
イタ王は受け取り、 両手で大事そうに飲んだ。
日帝は、その一連を静かに見届け、 何事もなかったかのように元の位置に戻る。
ソ連は、ナチスの袖を軽く引いた。
ソ連
ナチ
ナチ
ソ連
その返事で、ようやく安心したように力を抜く。
ナチスは三人を見渡し、 小さく息を吐いた。
――計画は、意味を成さない。
だが。
泣いて、疲れて、 それでもまた役割を探そうとする姿を見て、彼は理解した。
ナチ
誰に聞かせるでもなく呟いたその言葉は、 不思議と、誰にも否定されなかった。
舞海
舞海
舞海
舞海
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舞海