桃赤
キャラ崩壊ちゅういっ...///
簡単にキャラ説明
桃
赤
赤
桃
上目遣いに頼むりいぬの手には2枚の旅行チケットが握られている。
突然の出来事に俺の体は硬直してしまっていた。
赤
そんな身を捩ってお願いすんな、危うく抱きしめそうになるだろ。
硬直してて良かった。ナイス俺の体
桃
普通ならここで周りを見回して、からかうやつがいないか確認するところだが、りいぬは男だ、心配ない。
赤
ほっと胸を撫で下ろしながら言うりいぬだったが、俺はチケットに書いてある文字に目が止まった。
桃
赤
りいぬにお願いされて断る奴なんかいないとおもうが、ここまではっきりと男女限定と書かれていたら無理だと考えるのが普通だ。だがあいにく俺は普通じゃない。
桃
赤
りいぬは顔を俯かせてしまう。普段から女扱いされることを嫌がるりいぬだ、無理もない。
ちょっと女装見たさに言ってみたことだったが強要するつもりもない。
桃
赤
珍しく強い口調にりいぬの声に俺の声は遮られてしまった。
赤
桃
赤
練習....?なんの練習か気になったが、りいぬは笑顔に戻りチケットを手渡して来たのでそれを聞くことしか出来なかった。
赤
桃
楽しみにしていた日がやってきた。
誰だ時間を意識すると長く感じるって言ったやつは。
その通りじゃねぇか馬鹿野郎。
荷造りは1週間前に終えていたが今日が楽しみすぎて一睡もしていない上に2時間も早く待ち合わせ場所に来てしまった。
桃
体調を崩してりいぬとのデートを台無しにしても...って
あれ?デートだよな?デートってことであってるよな?
ぼっちを極めし俺にとって1人で過ごす時間はもはや苦ではないと思っていたが、りいぬとデートという言葉を意識してしまって寝れるか不安になった。
赤
俺の肩を揺さぶりながら俺の名前を呼ぶ声が聞こえてくる。
俺の名前を呼ぶ、というか知ってるやつは少ない。
故に甘やかな声と柔らかな手の感触、
きっとりいぬに違いない
不安と思いながら結局寝てたのか俺。
申し訳ないと思いながら俺は声がする方へと意識を集中させていった。
赤
桃
赤
目を擦ってぼやけていた視界から解放され、 ふふっと笑うりいぬを見ると。
あらやだ何この天使。
思わず擬視してしまう。
赤
桃
赤
桃
顔を赤らめ身体の前で手を組んで上目遣いになったりいぬは、続けて言う。
赤
顔ばかり見ていた俺だったが、そう言われて少し顔を引いてりいぬの全身を捉えた。
露出度が少ない白いロングスカートに、栗色のジップパーカーの前を半分締めて緩く着ているその姿は、
なんともりいぬのボーイッシュさを残しながらも誰も男とは疑わない、 見事なマッチング具合を魅せていた。
桃
赤
おいおいおいおい、軽い冗談も言えなくなるくらいかなり油断してたわ! 女装を薦めたのが俺の間違いだった。
いや、間違いじゃないんだが。
このままだと俺がりいぬに求婚して砕けるまでの時間はそれほど長くない。........砕けるちゃうのね....
なんやかんやあって話し合った結果。男女限定だから今日だけ恋人同士なるんだと。最高かて
いろいろ飛躍してると思ったが、今日は要は恋人同士になりきろう、ってことだな。
おーけーおーけー オレニマカセロッ
赤
思い切ったようにぐいっと俺の腕を 抱き寄せて絡めてくるりいぬに、 俺は思わず赤面してしまう。
桃
上擦りった声で返事した俺は今日1日暴走せずに乗り切れるか不安で仕方がなかったが、
そんなこんなでりいぬとデートの一日は始まった。
ゲストです。
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コメント
19件
ゲストさん!めっちゃ面白かったです!もう愛してるww
連載ブクマ失礼します!m(_ _)m