私の大切な人(続編)

〇〇side

ガラガラガラ

バタンッ

私はその場に倒れてしまった。

気がつくと病院のベットの上にいた。

ガラガラガラ

数分後

ガラガラッ

お医者さんがそう話している途中にれんに抱きしめられた。

数週間後

仕事帰りに買い物をして帰ろうとスーパーに寄った。

その時、お腹に強い痛みを感じた。

梨子と2人で病院に行き、検査をした後、お医者さんが言いにくそうな顔をしながら口を開いた。

梨子がそう言ってもお医者さんは首を横に振るだけだった。

その瞬間、涙が止まらなかった。

梨子のその言葉にさらに涙が溢れてきた。

そんな私を梨子は黙って抱きしめてくれた。

梨子に家まで送ってもらい、家に帰ってきた。

家に帰っても蓮はまだ帰ってなくて私はそのままベットに横になった。

数時間後、玄関のドアが開く音で目が覚めた。

蓮side

深夜の12時を過ぎたくらいに家に帰ると〇〇が玄関まで出迎えてくれた。

そう言うと急に〇〇が泣き出した。

〇〇は泣きながらずっと俺に謝っていた。

泣いている〇〇の手をとって、リビングに向かった。

それから、ソファーに座って、〇〇が落ち着くのを待った。

それから数ヶ月後

しばらく、辛そうな顔をしていた〇〇も今では笑顔を見せてくれるようになった。

ケーキの入った箱を見せると〇〇は嬉しそうな顔をしていた。

〇〇は俺が持っていたケーキの箱をとり、テーブルの上に置いた。

それから、俺の方を向き、ギュッと手を握ってきた。

終わり