瑠璃愛
みんな〜。
愛
ん?
瑠々
何?
恵那
なんだい?
瑠璃愛
発表会何役がいい?
愛
んー、リリア役かな?
瑠々
未定。
恵那
エミリ役!
愛
主役じゃん!
瑠々
まじで!
瑠璃愛
は?主役?
恵那
え?なんか悪かった?
瑠璃愛
あんたより、私の方が何全倍演技上手いから。
愛
言い過ぎだよ。
瑠璃愛
言い過ぎ?正論だと思うんだけど?
瑠々
瑠璃愛?
瑠璃愛
どうせ、愛も、瑠々も、恵那の見方なんでしょ。ひどい。ひどい。ひどい!
愛
どうしたの?今日おかしいよ。
瑠々
瑠璃愛大丈夫?
瑠璃愛
うるさい!まあ、恵那を見返せば良いだけだし、まぁ、選ばれるのは私だけ!
恵那
……………………
オーディション当日。
先生
じゃあ、主役の、エミリ役やりたい人。
恵那
はい…
瑠璃愛
はーい♡♡
恵那
…………
瑠璃愛
私に勝てることは無いけどまぁ…頑張ってぇー
恵那
………………
先生
じゃあ、瑠璃愛から、
瑠璃愛
はーい。
先生
台本は見るなよ。
瑠璃愛
分かってますよ♡♡
先生
じゃあ、どーぞ
瑠璃愛
私は、北の国、ピリストハーバ大国から来ました。エミリです。私は・・・えーと、私は、魔法で、眠り異世界の、魔法をかけてしまいました。そして、眠から
・・・眠りっう、眠から目を覚ますとここにいました。
・・・眠りっう、眠から目を覚ますとここにいました。
先生
あー。もうちょっと、台本を読んでこい。抜けてる部分や、間違ってる所があるからな。
瑠璃愛
あ、はい。
先生
次。恵那
恵那
はい。
先生
どうぞ。
恵那
ここは、どこ?あの、ピリストハーバ王国という、国は、知りませんか?私はそこの、プリセンス。エミリです。私は、魔法で異世界に来てしまいました。ここは、噂の地球という所ですか?
先生
お〜。ありがとう。
数分後。
先生
エミリ役は、恵那だ。
瑠璃愛
なんですって!
恵那
え!いいんですか?
先生
ああ、頑張れよ!
恵那
はい!
瑠璃愛
(主役は、あたしあたしあたしあたしあたしあたしあたしあたしあたしあたしあたしあたしあたしあたしナノニアイツウバッタ。ユルサナイ。)
発表会当日。
恵那
ドキドキする。
瑠璃愛
ねぇ。
恵那
瑠璃愛!
瑠璃愛
主役は、あたしよ。この事を忘れないで。
恵那
え?
瑠璃愛
バイバイ。
先生
さぁもう少しだぞ!
ついに、エミリ役の、恵那が登場。
恵那
ここは、どこ…………
愛
凄い上手い!
瑠々
ね!上手い!
その後、どんどん順調に進み、舞台は、最後のシーンへ。
恵那
みなさん、ありがと!さよな・・・
瑠璃愛
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁ。
恵那
キャ。
瑠璃愛
警告したはずよ。
恵那
え?
瑠璃愛
シュヤクハアタシ。
ざっ。
瑠璃愛
ミナサンアタシガシュヤクデス。クックックックハッハッハッハハッヘッヘッアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハアハハキャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
瑠璃愛
デハ、コレデミンナモオソラニノボルジカン。
瑠璃愛
バイバイ。
瑠璃愛
ツギハダレ二エンギヲミテモラオウカナ。
瑠璃愛
ツギハ、オマエダ。ハッハッ