(部屋に戻りました) あとルナたちも綾の背中に戻りました
ナギ
そういえばハルト
ナギ
綾に”あれ”はいったのか?
綾
?”あれ”?
ハルト
・・・・言ってなかったな
ナギ
何をしてんだ
ミレイ
なになに?
ハカ
パパどうしたの?
ユウマ
なんだ?
ハルト
・・・丁度いいな
ナギ
ああ
綾
、?
ハルト
なあ綾
綾
なに?
ナギ
お前、確か高校行ってなかったよな?
綾
まあそもそも行くということを考えたことも無かったね
ハルト
そこでだ
ハルト
お前、ユウマとハカちゃんが行ってる高校に行ってみないか?
綾
…え?
綾
いや話飛躍しすぎてない!?
綾
ていうかそれその高校には言ったの!?
ナギ
既に言ってある
綾
そういうとこだけ用意周到なの本当に何…
ハカ
綾さん九十九校に来るんですか!?
綾
え、ユウマ君とハカちゃんが通ってる高校って九十九校なの?
ユウマ
ああ
綾
あそこって結構偏差値高くなかった?
綾
淒!?
ミレイ
ハカちゃんは勉強頑張ってるもんね~♪
ハカ
というか、綾さんって結構頭いい方なんですか?
綾
どーだろ…
綾
学校に行ってた記憶なんかないからわかんないや
ハルト
ならリカでも呼んで試してみるか?
綾
なんでリカさん?
ナギ
あいつ今九十九校の教師やってるからだよ
綾
あーなるほど
ミレイ
でも、何を試すの?
ハルト
こいつの頭
綾
聞こえが悪いんだけど
綾
それを言うなら学力の方があってるでしょ
綾
頭って言ったら悪口に聞こえる
ナギ
細けえことはいいだろ
綾
ていうか、呼んだら時間掛かっちゃうし
綾
電話でいいと思うんだけど…
ハルト
・・・・
ナギ
・・・・
ハルナギ
その手があったか
綾
いや逆に今まで思いつかなかったの
ハルト
連絡入れてくるから待ってろ
ハルト
ナギも来いよ?
ナギ
わかってるよ
ガチャッ、バタンッ
ハカ
パパたちって変なところで抜けてるところあるよね…
ミレイ
本当よ・・・
ユウマ
綾の前だけとかはないか?
ハカ
それはあり得るかも…
ミレイ
よくいる人だからこそ・・・っていうやつ?
綾
まあ二人とはいる年数も多いし
綾
それに二人とも
綾
昔は私の面倒見役させられてたし
ハカ
そうなんですか?
綾
私はいらないって言ったんだけどねー…
綾
上層部の奴が言うこと聞かなくてさ
綾
それだけは印象深くて覚えてるよ
ミレイ
あの二人ってその時から仲悪かったの?
綾
どうだったかな…
綾
よくじゃんけんしてたのだけは覚えてるよ
ハカ
仲悪かったんですね
ユウマ
その言葉だけでわかるな
綾
これだけでわかられるってあの二人やばいな
ハルト
ガチャッ連絡してきたぞ
綾
あ、おかえり
ハルト
今繋がってるから
ハルト
リカが言うのに答えてけだとよ
綾
はいはーい
リカ
<あー、聞こえてるか?
綾
聞こえてますよ
綾
お久しぶりです
リカ
<ハルトから話は聞いてるか?
綾
はい
リカ
<そこまで難しくはないから、気抜いて大丈夫だぞ
綾
わかりました
リカ
<~~~~?
綾
~~、~~~
そこから大体10問くらい・・・
リカ
<・・・流石としか言いようがないな
綾
まあそもそも問題数も少なかったですし
リカ
<これでも割と難しいのを選んだはずなんだがな
リカ
<まあ、これくらいなら入れると思うぞ
リカ
<校長には私から言っておくからな
綾
わかりました
リカ
<あ、それと
綾
?
リカ
<綾って、確か16歳だよな?
綾
そうですよ
リカ
<学年的には2年生になると思うんだが…
リカ
<折角なら、ユウマたちと同じクラスにするか?
綾
え、大丈夫なんですか?
リカ
<私も担任やってるし
リカ
<その方が綾もやりやすいだろ?
綾
・・・なら、お願いできますか?
リカ
<わかった
リカ
<手続きができ次第また連絡するからな
綾
わかりました
リカ
<それじゃあ切るぞ
綾
はい、それでは
ピッ(切る
綾
はい、ハルト(スマホ返す
ハルト
ああ
ナギ
終わったか~?
綾
今ちょうど
ミレイ
綾ちゃん…めちゃくちゃ頭いいのね‥
綾
リカさんにも言ったけど
綾
数が少なかったからね
ハカ
私こっそりやってたんですけど
ハカ
全部間違えたんですが…
綾
・・・・がんばろ?
ナギ
で、そう言うってことは
ナギ
入ってもいいのか?
綾
そうだよ
綾
手続きができ次第、また連絡するって
ナギ
わかった
ハカ
というか、この時期に入学なんですね
綾
?何かあるの?
ユウマ
九十九校はこの時期、毎年文化祭やるんだよ
綾
文化祭?
ミレイ
簡単に言ったら、学校の中でクラス内で好きなお店とかを開けるのよ
綾
そんなのがあるの!?
綾
楽しみー!