コメント
4件
志保くんのこういう所何か良いな〜〜!!
好きすぎる … 一人一人の 感情の表し方が上手すぎます 。
頑張れ光ちゃん!
ー文化祭 当日ー
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイトの女の子は光にチークを入れ、そう言い放った。
生徒
生徒2
女子たちはメイクをし、ウィッグを被った光たちを取り巻く。
水木 光
水木 光
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイトは光の前に鏡を差し出した。
鏡には可愛い女の子が写っている。
水木 光
水木 光
水木 光
クラスメイト
水木 光
生徒
生徒
生徒
水木 光
水木 光
水木 光
光は賑わった校舎内を歩いていた。
水木 光
水木 光
キョロキョロと出店を見ながら廊下を進んでいく。
水木 光
周りの男子生徒はチラチラと光の様子を伺っていた。
水木 光
「やば、あんな子いたっけ?」
「背高いし、モデルかよ」
「声かけてみる?」
光はそう噂する男子生徒たちをキッと睨みつけた。
水木 光
すると男子生徒たちは慌てて逃げていった。
水木 光
一緒に文化祭回る人がいたらなー……
水木 光
その時、
グイッ
後ろから強い力で腕を引っ張られた。
水木 光
光は慌てて後ろを振り返る。そこには__
志保 優成
水木 光
光はパッと顔を輝かせた。
水木 光
志保 優成
水木 光
光たちは人気のない階段へとやってきた。
水木 光
水木 光
志保 優成
優成はパッと光から手を離す。
水木 光
志保 優成
志保 優成
水木 光
水木 光
水木 光
志保 優成
水木 光
志保 優成
水木 光
そのとき、クラスメイトの言葉が光の頭の中で流れる。
「光くん、その姿見せたい人とかいないのー?」
言葉と一緒に陽真の顔が浮かび上がった。
水木 光
志保 優成
水木 光
水木 光
水木 光
志保 優成
水木 光
志保 優成
志保 優成
志保 優成
優成はガシガシと自分の頭をかいた。
志保 優成
志保 優成
水木 光
志保 優成
志保 優成
水木 光
光はパッと顔を輝かせた。
水木 光
志保 優成
優成は耳をほんのり赤くして頷いた。
2人は廊下を歩いていた。
志保 優成
水木 光
光は優成に向かって声を上げる。
水木 光
水木 光
志保 優成
水木 光
志保 優成
水木 光
志保 優成
水木 光
志保 優成
菊池 陽真
その時、教室から陽真が顔を出して声をかけた。
水木 光
志保 優成
2人は陽真の方を振り返る。
水木 光
光の顔はかぁっと熱くなる。
菊池 陽真
陽真は少し戸惑った様子で光の方へ歩み寄っていく。
水木 光
菊池 陽真
陽真はじーっと光を見つめ、
口を開けた。
菊池 陽真
水木 光
志保 優成
菊池 陽真
菊池 陽真
菊池 陽真
光の顔は茹でダコのように赤く染まっていた。
水木 光
菊池 陽真
優成は黙って赤く染まる光の様子を見つめていた。
志保 優成
菊池 陽真
水木 光
水木 光
志保 優成
優成はぷいっと光から背を向けた。
菊池 陽真
菊池 陽真
志保 優成
水木 光
水木 光
菊池 陽真
菊池 陽真
水木 光
先に行く優成の背中を光は追っていった。
水木 光
水木 光
志保 優成
優成はその場に立ち止まった。
水木 光
水木 光
志保 優成
志保 優成
水木 光
光は顔を赤くさせた。
水木 光
志保 優成
水木 光
光は自分の火照る顔に触れた。
顔、あっつ……
キャプテンはいつも私の調子を狂わせる
いや、キャプテンが狂わせてるんじゃない
私が勝手に1人で調子を崩してるだけ
水木 光
可愛くした姿をキャプテンに見せたいって思うのも
「可愛い」って言われて物凄く嬉しいのも
もしかして、私はキャプテンを__
志保 優成
水木 光
光は俯いていた顔を上げる。
優成は光から目を逸らし、言葉を続けた。
志保 優成
水木 光
水木 光
志保 優成
水木 光
水木 光
志保 優成
志保 優成
志保 優成
水木 光
光はポカンと口を開けたまま動かなかった。
水木 光
水木 光
水木 光
光は大きく口を開けて笑う。
志保 優成
水木 光
水木 光
志保 優成
優成は唇を噛めしめ、光の頭をバシッと叩いた。
水木 光
水木 光
志保 優成
水木 光
志保 優成
優成はブツブツと呟きながら光から背を向け、歩いて行った。
水木 光
光は叩かれてジンジンとする頭を触りながら、優成の後ろ姿を見つめていた。
水木 光
光の顔は真っ赤に染まっていた。