次僕が目を覚ましたときは、布団の上だった
ころん
るぅと
ジェル
ころん
るぅと
ジェル
ころん
ころん
るぅと
ジェル
ころん
ころん
ころん
ころん
僕の左腕はなくなっていて
隣には、血だらけになり、顔に布がかけられているさとみくんがいた
ころん
ころん
ころん
るぅと
ジェル
ころん
ころん
さと兄は、僕のちぎれた左腕をしっかり握っている
ころん
ころん
ころん
るぅと
ジェル
ころん
ジェル
ころん
るぅと
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
るぅと
ジェル
るぅと
ころん
そして、僕たちは穴を掘り、さとみくんを入れた
さとみくんが好きだった花を周りに敷き詰めて
るぅと
ジェル
るぅと
るぅと
ジェル
ジェル
ころん
ああ、これが夢だったら
今、君がここで目を開けたら
そうだったらどんなに幸せだろう
いつも笑顔だった君の顔が忘れられない
また、一緒に寝て、一緒に散歩したい
そんな他愛のないことでいいのに
それすら、もう叶わない
もう起こってしまった事実は変えられない
僕たちはひたすら前を向くしかない
ころん
ころん
ころん
ころん
ジェル
ジェル
るぅと
るぅと
ころん
そう言うと、さとみくんが頷くように笑った気がした
ころん
これまでも、これからも
コメント
30件
泣いた、、桃くん、、泣さところ〜〜!!!!
上の子たちが居なくなっていくってことは、…次は、ころちゃんなの、?
感動しました! 今戦争の日清戦争を勉強しているんですけどこれをみて改めて戦争の怖さを感じました。