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くねくね

1 - くねくね

♥

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2018年10月14日

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俺は 久々に、田舎のおじさんのとこ逢いに行ったんだ。     でも、もう二度と行きたくなくなったし、いけなかった

たけと

久々の田舎の空気うっまいなーww

ほんとほんと久々に来たよな〜

「家に行く」

たけと

ただいま

ただいま

ケンジおじちゃん

おかえり

かなおばちゃん

おかえり

ケンジおじちゃん

久しぶりに来たな~

たけと

ありがとう😊

うん😊

たけと

ケンジおじちゃん、外で遊んできていい?

ケンジおじちゃん

いいぞ

かなおばちゃん

行ってらっしゃい

たけと

そんでさ〜そいつがさあ

えーそなのww

あれ?あれなんだ

兄が見ている方を見ると何やらくねくね動いている

かかし かな?

たけと

そうだよ。きっとあれは新種のカカシだよ。きっと風で揺れるようにしてあるんだよ。

そうか笑そうだよなきっと。

だが僕のこの結論は、一瞬にしてきえさった。何故なら、今吹いていた涼しい風がピタッと止んだから、なのにカカシのような白い物体は、まだくねくねと動いていた。

たけと

え、え、え、

は?

たけと

なんで動いてんのあれ。今風やんだよね?

そうだよな。双眼鏡持ってきたからちょっクラみてみるわww

たけと

いや笑うとこじゃないでしょ…

兄は双眼鏡を覗いた

たけと

どう?なんかあった?

兄は双眼鏡を手から落とす

たけと

どうしたの

兄は

「ミナイホウガイイ」

と言った。その声はもう、兄のものではなかった。兄はそのまま家の方に帰って行ってしまった。しかし俺は、気になった何故なら「兄をもあんな風にしてしまったあれはなんなんだ」と、正体が知りたくなり、双眼鏡を手にしようとした時横からケンジおじちゃんが走ってきた。

ケンジおじちゃん

お前、見たのか?...

たけと

いや 今見ようとしてたけど...

ケンジおじちゃん

良かった...絶対に見てはならない絶対なみるな!!

たけと

!!

ケンジおじちゃんにあそこまで怒ったことがなかったから、動揺していた、家に帰るとかなおばちゃんが泣いていた

たけと

僕の事?

かなおばちゃん

いいえ

ケンジおじちゃん

いいや

ケンジおじちゃん

お兄ちゃんを見てみろ

お兄ちゃんを見ると、兄ちゃんは、あの物体のようにくねくねと動いていた。

アヒャアヒャいひひ

ケンジおじちゃん

もうこの人はお前の兄ではない乗っ取られたんだよ…くねくねに。

かなおばちゃん

そう 乗っ取られたんだよ

たけと

......

かなおばちゃん

もうねこの子は田んぼに離すしかないの

たけと

そんな...

たけと

たけと

ウソだ!お兄ちゃんがそんな弱いはずがない!お兄ちゃんしっかりしてよお兄ちゃん!

うひひいひゃひゃひゃひゃひゃ

ケンジおじちゃん

無駄だ!もうホントの兄の魂はあの世に行ってしまったんだよ!一緒に暮らせなくなってしまったんだよ!!田んぼに離すしか手はないんだ!

たけと

!!!!

俺は沢山泣いた泣いて泣いて泣きまくった。結局兄は田んぼに離されたかえりぎわに兄がくねくねしながらこちらに手を振っていた。その目からは涙が出ていた。何気なく双眼鏡を覗いた。そこにはあのくねくねした物体があった。それから俺は精神を病み続け今もあの物体の絵を書き散らしている

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