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慎也
長瀬
俺たちは今、海に来ている。
おまけに今日は天気が良い。
そんなこんなで、
スイカ割りをする事になった。
慎也
長瀬
慎也
慎也
長瀬
慎也
勿論、木の枝なんかでスイカが 切れる訳がない。
なので、スイカに当たればオッケー と言うルールになった。
長瀬
比良中
俺はどの声を信じれば良いのか 分からず、ウロウロしていると…
慎也
何かにつまずいて、こけてしまった。
その拍子に、手にしていた木の枝も 落としてしまう。
慎也
手探りでそれらしき物を拾った俺は、 もう一度歩き出した。
すると…
見知らぬ声
急に指示する声が一つだけになった。
誰だか分からないけど、優しげな 女の人の声だ。
見知らぬ声
見知らぬ声
誰の声だろう、と思いながら俺は その声の通りに歩いた。
見知らぬ声
見知らぬ声
目的地に近付いているのか、俺が 進むにつれて
女の声は嬉しそうになっていく。
見知らぬ声
見知らぬ声
こんなに遠かったっけ?
と思いながらも俺は声に従って どんどん歩いていった。
もうそろそろかな?
と、俺が大きく振りかぶった時。
慎也
突然、目隠しのタオルをむしり取られ 俺は悲鳴をあげた。
そして、自分が立っている所を 見渡して驚いた。
慎也
俺は海の真ん中に立っていたのだ。
俺が呆然としていると、
長瀬
自分が手にしている物を見て、俺は 悲鳴をあげながらそれを放った。
俺がしっかりと握り締めていたのは、
卒塔婆だったのだ。
慎也
慎也
砂浜に戻ると皆は真っ青な顔で 俺を待っていた。
慎也
長瀬
比良中
長瀬
長瀬
比良中
長瀬
長瀬
慎也
比良中
慎也
長瀬
長瀬
比良中
慎也
皆で帰り支度をしていると、俺の 耳元であの女が悔しそうな声で つぶやいた。
見知らぬ声