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主
主
彩蝶
主
主
主
主
四月。
進級、進学、新しい環境、
"新しい"がついてくるこの時期が私は
嫌いだ、、、。
私は今年高校の進学した。
みんなワクワクな気持ちで登校する中私は重い足取りで学校のに向かう。
中学とは違い格段に人数が増えた高校
この人数に埋もれていくだけで気分が悪くなる。
頭が痛くなる。
やったー! 同じクラスだよ〜‼︎
本当だ! やったー!
キャッキャッキャッ
キャッキャッキャッ
キャッキャッキャッ
彩蝶
人と一緒にいたくない。
私に友達なんていらない。
彩蝶
教室に入るともうたくさんの人がいた
昨日のこれ見た?
見た見た!
あの男子 かっこよくない?
本当だ! あたりだね!
彩蝶
ガダッ
私は教室を後にした。
こんな教室にはいたくない。
怒られてもいい。
不良扱いされてもいい。
それで心が少しでも救われるなら、、、
学校内を少しフラフラしていると屋上への扉をみつけた。
階段を登っていく。
扉を開けるととてもキラキラとした世界が広がっている、、、
、、、気がした。
一周見回すと高い柵があった。
まるで昔ここで何かあったように そして、ここから先にはいくなと言っているように、、、。
別に私はその先にいく気はないし、
死ぬ気もない。
そういう気持ちになることはあるが本当に死のうとは思っていない。
矛盾。
やばい。こんなこと考えていたら、、、
ガサゴソ、ガサゴソ。
私はカバンからカッターを取り出す。
いつでもできるようにいつもカッターを身につけている。
一つ一つ傷が増えていく。
傷が増えていくうちに私の心は軽くなっていく。
彩蝶
バタンッ
ひん、け、つ、、、
か。
目が覚めると目の前には知らない人がいた。
彩蝶
樹
樹
彩蝶
樹
彩蝶
ふらっ
樹
彩蝶
樹
彩蝶
樹
樹
彩蝶
彩蝶
樹
樹
彩蝶
樹
樹
彩蝶
腕には無数の切り傷があった。
制服にも血がついてしまっている。
樹
彩蝶
みられてしまった。
気持ち悪いと思っただろうか、、、。
切り傷だらけの女。
彩蝶
保健室には誰もいなかった。
みんな入学式の方の行っている。
樹
彩蝶
樹
彩蝶
彩蝶
樹
彩蝶
彩蝶
樹
彩蝶
樹
樹
樹
泣いてもいいんだよ?
彩蝶
樹
先輩の撫でてくれる手はとても大きく、優しかった、、、。
あの後私は一度も教室に入っていない
一日の全てを屋上で過ごしている。
屋上で先輩とはなしをするのが最近の楽しみだ。
この時間が、
このひと時が私は
大好きだ。
𝓮𝓷𝓭
主
主
主
主