テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
まめ犬
954
#BL
初のカンヒュ民
231
1,225
コメント
2件
めっちゃかわいいです…!!アメ日の良さとかが全部詰まってる感じで…!!供給ありがとうございます!!
ああ、もう、めちゃくちゃ良かった……! 夏祭りの空気感が細かく描かれてて、すごく没入したわ。金魚すくいで子どもみたいに喜ぶアメリカと、それを優しく見守る日本の距離感が絶妙だった。射的の対比も「あ、これ愛情だ…」って思わずニヤけた。花火のシーン、アメリカが日本の横顔に見惚れて「綺麗だ」って心で呟くところ、胸がギュッとなった。「来年も」の約束にまだ名付けてない想いが込められてて、続きが気になる!
⚠ATTENTION⚠
・アメ日 ・BL ・センシティブなし ・なんでも許せる方向け
⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございませんのでご了承ください ⚠️史実とは一切関係ありません ⚠️史実ネタでもございません ⚠️すべて、私の妄想です
では、どうぞ⬇
町へ一歩足を踏み入れた瞬間。
アメリカ
アメリカは思わず足を止めた。
道の両側には赤い提灯がずらりと並び、夕暮れの町を優しく照らしている。
太鼓や笛の音が遠くから聞こえ、人々の笑い声が辺りに響いていた。
色とりどりの浴衣を着た人々が行き交い、子どもたちは楽しそうに走り回っている。
アメリカ
目を輝かせるアメリカに、日本は穏やかに微笑んだ。
日本
日本
アメリカ
そう言った直後、左右をきょろきょろと見回し始める。
アメリカ
日本
さっそく屋台へ向かおうとするアメリカに、日本は思わず苦笑した。
日本
アメリカ
アメリカは照れ笑いを浮かべる。
アメリカ
二人は並んで歩き始めた。
アメリカ
一番最初に足を止めたのは、金魚すくいの屋台だった。
大きな桶の中を、赤や黒の金魚が泳いでいる。
日本
日本
アメリカ
日本
アメリカ
店主が笑いながらぽいを渡してくれる。 アメリカは真剣な表情で水面を見つめた。
アメリカ
そっと近づける。
あと少し。 あと少しで――
ぴしゃっ。
アメリカ
ぽいが破れた。
アメリカ
店主も日本も思わず笑う。
日本
アメリカ
日本
二回目。 三回目。
ようやく一匹の小さな金魚がぽいに乗った。
アメリカ
子どものように喜ぶアメリカに、日本も嬉しそうに拍手する。
日本
アメリカ
アメリカは金魚の入った小さな袋を掲げた。
アメリカ
日本
その笑顔に、胸が少し熱くなる。
次に立ち寄ったのは射的だった。
アメリカ
アメリカ
意気揚々と構える。
しかし……… パン!外れる。
パン! また外れる。
アメリカ
日本
日本が笑いをこらえている。
アメリカ
日本
アメリカ
日本
アメリカ
日本
日本は控えめに銃を持つ。
狙いを定め。 パン。 景品が見事に倒れた。
アメリカ
日本
アメリカ
日本
アメリカ
日本は照れくさそうに景品を受け取った。
日本
アメリカ
二人は顔を見合わせ、思わず笑ってしまった。
その後も、
りんご飴を半分ずつ味わい、 綿菓子を見て「雲みたいだ!」とはしゃぎ、 屋台で焼きとうもろこしを頬張りながら町を歩く。
どこを見ても、新しい発見ばかりだった。
アメリカ
アメリカがぽつりと呟く。
アメリカ
日本も頷く。
日本
その短い返事だけで、胸が温かくなる。
気づけば、景色を見るよりも、日本の表情を見る時間の方が増えていた。
祭りも終盤に差しかかった頃。
町の人々が川辺へ向かって歩き始める。
アメリカ
日本
アメリカ
日本
二人も人の流れについていく。
川辺にはたくさんの人が集まっていた。 夜風が心地よく吹き抜ける。
日本
日本が空を見上げた、その瞬間―― ドォン。
夜空いっぱいに、大輪の花が咲いた。
アメリカ
赤、青、金。 色鮮やかな光が夜空を彩り、川面にもきらきらと映る。
アメリカ
アメリカは息を呑んだ。
こんな景色は見たことがない。
歓声が上がる中、ふと隣を見る。
花火を見上げる日本の横顔が、光に照らされていた。
その穏やかな表情に、また目を奪われる。
アメリカ
心の中でそう思って、はっとする。
今、自分が見ていたのは花火ではない。
隣にいる、日本だった。
慌てて夜空へ視線を戻す。 胸の鼓動が少し速い。
その理由を、もう薄々分かっている。
それでも、まだ言葉にはできなかった。
日本
アメリカ
日本
日本は夜空を見上げたまま、静かに言う。
その何気ない一言に、アメリカは少しだけ目を見開いた。
アメリカ
その言葉が、胸の奥で何度も響く。
アメリカ
小さく微笑む。
アメリカ
日本も微笑み返した。
日本
夜空では、最後の大きな花火が咲き誇る。 まるで春を待つ花のように、美しく。
そして二人の心にも、まだ名前のついていない想いが、静かに花開き始めていた。
To be continued…