nkm
……俺たちは、ここの部屋だな
br
nkmと一緒かぁ~まぁいいや
nkm
まぁッてなんだよ
nkmはbrと一緒に宿の部屋に入り キョロキョロと部屋を見渡していた
nkm
ちゃんと布団もある…
br
そりゃなかったらさすがに怒るよ
nkm
いや、こういう山奥の宿ッてオンボロ布団かなッて偏見が…
br
前の宿のトラウマ残りすぎだよ
押し入れの戸を開けて布団を確認しながら言うnkmに brが笑いながらツッコミをする
前の宿というのは、 昔6人で泊まりに行った宿のことを言う
その宿も、この「栞吹」と同じくらい、いやそれよりオンボロだった
nkm
ちょっと布団敷いてゆっくりしない?
br
しない? ッて言ってますけど許可なくもう布団出してますよね
nkm
まぁいいんじゃない?
br
いいのか~
nkmが布団をよいしょと取り出すと、
nkm
───────ん?
br
どうしたの?
nkm
……なんか、ある
br
へ?
固まったnkmを不審がりながらbrも押し入れの中を覗く
br
───────わッッ?!
br
な、なにこれ…
nkm
……わかんない、けど…
なにかの御札…か?
そこには、古びた謎の御札が沢山貼られていた
nkm
ス……(((触れようとする
br
えちょ、なにしてんのッッ?!
その札に触れようとしたnkmの右腕をbrが慌てて掴んだ
nkm
いや、こんな嫌がらせみたいな御札は剥がさないとなッ……て
br
いや、そんな、もし変な御札だったら嫌じゃん
br
山吹さん呼ぼう?
nkm
そんな大したことでもないでしょ
brの慌て具合とは真反対に、 nkmはすごく冷静にbrを諭す
nkm
変な御札なら今ここで剥がさないと気分悪いじゃん
nkm
(((手を伸ばす
触っちゃダメ!!!
nkm
───────ッッ?!
nkmの手が御札に触れようとした瞬間、 幼い女子の声が聞こえた気がした
nkm
パッ(((反射的に手を遠ざける
br
え、どうしたの、?
nkm
……なんか、さ
nkm
聞こえなかった? さっき
br
え?
br
何が?
nkm
いや、なんか小学生くらいの女の子の声が今……
br
なにそれ、やめてよそんな冗談
br
そんなの聞こえなかったし、そもそも女の子なんかいないし
nkm
でも今確実に聞こえた───────
br
真逆女の霊とでも言うの?
br
やだよそういうの
nkm
……幻聴かな…
nkm
(絶対、なんかいってた気がするんだけど)
nkm
(後で、山吹さんに言ってみよう)
nkmは、半ば釈然としない様子で押し入れの扉を閉じた