風花
私は風花
風花
中学1年生
風花
私は常に一人でいる
風花
1人は楽しいし
風花
自由に居られる
風花
私には大きなトラウマがある
3年前
風花が小4だった頃
花梨
風花ー
風花
何ー?
花梨
この問題教えてー
花梨
頼む!
風花
いいよ、
美穂
あっ!私もー
風花
じゃあみんなで解こう!
この頃の風花は友達が居て毎日が楽しかった
だがある日
花梨
風花!
風花
なに?
花梨
今日、好きな人に告白する!
風花
おぉー!
美穂
花梨がんばー!
花梨
うん!
数分後
風花
あ、おかえり!
美穂
花梨、どーした?元気なくなってるよ?
花梨
実は、
花梨
振られた
風花
え、
風花
花梨、学年1の美少女なのに!?
花梨
その人別に好きな人いるんだって
美穂
誰とか言ってた?
花梨
風花なんだって、
風花
(もしかして、来樹だったの、)
美穂
ねぇ風花
美穂
告白とかされた?
風花
うん、まぁ
風花
でも、私あんまり好きじゃなかったから、断っちゃったけど…
花梨
ありえない
風花
えっ、
花梨
風花と友達と思ってたけど
花梨
そんな最低な人だったんだね
花梨
もう絶好だから
美穂
私も、
花梨
もう二度と話しかけないで!!!
風花
風花
(胸が痛い)
風花
(心が苦しい)
風花
(涙が溢れてくる)
その日を境に風花の性格は変わってしまった
風花は人と口を聞かなくなり
感情がまるで無いかのように
表情が変わらなかった
宿泊学習や修学旅行も
母親に頼んで行かなかった
そして現在
風花
あんなこと二度と起こしたくない
風花
一人でいるのがよっぽど楽しいや
優太
あの……
風花
(きっと声をかけているのは私じゃないしスルーしよう)
優太
あのぉー
優太
風花さん…
風花
(えっ私?)
優太
風花さん?
風花
何
風花
(久しぶりに同級生と話した)
優太
風花さんもしかして今一人?
風花
見てわかんないの
風花
(ダメ、また、また同じ思いをしてしまう)
もう二度と話しかけないで!!!
その言葉が風花の頭をよぎった
優太
話し相手になってくれませんか
風花
なんで
風花
他の女子か男子と話せば
優太
僕、賑やかな所に行くの嫌いで
風花
私1人の方が好きなの
優太
僕も本当は1人が好きなんです
優太
でも先生の圧がすごくて
風花
じゃあちょっと話す?
優太
いいんですか?
しかし
1ヶ月後
和樹
マジ優太ウケる
優太
笑うなし、
風花
優太くん
和樹
おい、優太、変な生物が呼んでるぞ
優太
あんただれたよ
風花
え、
優太
話しかけんなよ人外!
風花
すみませんでした
先生
風花さん
風花
はい、
先生
お友達と話したら?
先生
お友達といた方が楽しいでしょ?
風花
大丈夫です、
先生
でも、お友達は欲しいでしょ?
先生
いつまでも1人じゃ寂しいでしょ?
風花
(同情しないでよ)
風花
先生、わたしは1人の方が…
先生
風花さん強がりは良くないよ?
キーンコーンカーンコーン
先生
先生
とにかく早くお友達できるといいね
風花
(ねぇ、先生)
風花
(一人でいちゃ行けないの?)
風花
(私は1人が好きなのに)
風花
(私はみんなと居なきゃいけないの?)
風花
(私は、人となんか居たくない)
風花
(私以外の人間なんかみんな)
みんな
みんな
みんな
きえて
いなくなればいいのに
1人が普通の世界が
できればいいのに






