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橘靖竜
るしゅ
がきにゃ
吊り橋は思った以上にボロく、正直なところ渡るのが怖かった。
遥か下は大きな渓谷で川が流れている。
落ちたらまず助からないだろう。
D子
一同は、吊り橋が見える拓けた場所を陣取ることにした。
C子
C子
C子はそう言って、小さな段ボールを見せた。
B子
B子
C子
C子
C子
A子
C子
C子
D子
C子
C子
C子
C子
C子
C子はそう言うと、スマホを片手に管理小屋のほうへと向かって歩き出した。
D子
D子
B子
B子が吊り橋のほうを見ながら言う。
A子
D子
D子
A子
B子
こうして、それぞれが準備に取り掛かる。
買ってきた食材は、当然ながらバーベキュー用にカットされているわけではない。
それらを焼きやすいように切っておかねば、この女子会は失敗に終わるだろう。
D子
D子は野菜が入った段ボールを持ち上げつつ、少し離れた場所にあるトイレのほうに視線をやる。
実はここの炊事場、トイレの向こう側にある。
ちょうどトイレの影になってしまうため、A子達がいる焼き場からはまるで姿が見えなくなってしまうのだ。
B子
B子
一応、今回の会費は、C子が会計として集めて管理していた。
簡単に炭を買い足しに迎えたのも、彼女が会計だからなのだが、どうやら大事なものを忘れてしまったらしい。
A子
A子
すぐさまC子に連絡してみるが、しかし電話に出ない。
B子
そう言ってB子は立ち上がる。
A子
B子
B子
B子は財布を手に立ち上がると、まだ炭が起きていない焼き場に視線を落とす。
B子
B子
A子
こうして、各々が準備を始め、宴が始まったのは、お昼の時間を少し過ぎた頃のことだった。
数時間後――。
夏場となると、やはり夕方になっても日が高い。
ほどよくお酒も回り、食べるものはしっかりと食べさせていただいた。
まだまだ宴は続くが、明るいうちに片付けられるものは片付けておきたいということになり、A子はD子と一緒に炊事場で片付けを始めていた。
B子とC子はテントの設営。
アウトドア慣れしているC子のおかげで、順調に設営は進んでいるようだ。
A子
D子
D子
D子
D子
D子
A子
A子
D子
A子
まだこの時は笑い話で済んでいた。
血相を変えたB子が来るまでは。
B子
肩で呼吸をするB子の姿に何かしらの良からぬものを感じたA子。
A子
B子
ペグとは……テントを設営する際に固定に使うものだ。
ハンマーで地面に打ちつけ、テントの布を張る。
どうやらテント設営はC子に任せて、B子が取りに行ったのだろう。
D子
D子
B子
B子
B子
E子を仲間外れにした手前、多少の罪悪感があったのだろう。
D子
A子
D子はあまり乗り気ではなかったようだが、B子の慌てぶりを見て、やはり多少の罪悪感を抱いてしまうA子。
C子
C子
C子の提案で一同は管理小屋へと向かったのであった。