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主。
主。
主。
主。
__様、
_t様、
At様!!
At
Mzを見送った日に、夜眠れない分昼寝をして睡眠時間を確保していると、 夢の中で聞き覚えのある声で名前を呼ばれた
At
Mz(三百年前)
At
Mz(三百年前)
At
昔深く愛していた相手の言葉に ざわざわと胸が嫌な音を立てるのを感じながら、 俺はその言葉の意図を確認する
At
Mz(三百年前)
Mz(三百年前)
At
Mz(三百年前)
Mz(三百年前)
Mz(三百年前)
At
At
Mz(三百年前)
At
At
At
Mz(三百年前)
Mz(三百年前)
Mz(三百年前)
At
Mz(三百年前)
少し目を伏せて“元”を強調して言ったかつての恋人は、なんだか辛そうだった
しばらく俺たちの間に沈黙が流れたが、その沈黙をMzが静かに破る
Mz(三百年前)
At
Mz(三百年前)
At
Mz(三百年前)
Mz(三百年前)
Mz(三百年前)
Mz(三百年前)
そう寂しそうにいうとMzは俺の着物の裾をきゅっと掴み、 蚊の鳴くような小さな声でこんなことを告げた
『きいてください、神さま。』
Mz(三百年前)
Mz(三百年前)
At
もう応えることのできない誰よりも深く愛してた人物の告白に、 俺も精一杯の誠意を込めて返事をする
At
At
Mzの瞳に涙が浮かび、彼は目を細めて、 とても幸福そうに、でもとても悲しそうに微笑んだ
Mz(三百年前)
先ほどとは別の意味で“今のオレ”という言葉を使った彼は、 これだけ許してくれ、と呟いて俺の胸に頭を預け、 少しずつ透き通って消えていく
Mz(三百年前)
Mz(三百年前)
Mz(三百年前)
欲を言うなら、一番はあいつでいいからたまにはオレを思い出して。
At
俺の返事を聞いた彼はいつの間にか俺とそっくりになっていた 大人びた笑みを浮かべて、涙を一粒こぼして消えていった
『大好きだよ、At。』
消える瞬間に彼が放った愛の告白がしばらく頭の中で響いていたが、 少しずつ流れ込んでくる現実世界の思考回路に、 そろそろ俺の体も目覚めるようだと察する
At
俺がそう考えた時、自分の意識が浮上するのを感じた
オレが目を覚ますと、そこは見覚えのない地下室のような場所だった
Mz
Tg
オレがキョロキョロと辺りを見まわしながらそうつぶやくと、 聞き覚えしかない可愛らしい声が隣でした
聞こえてきた声にオレは目をまんまるにし、呆然とその名前を口にする
Mz
Tg
Tg
Tg
Tg
話を聞けば、Tgはあの後予定通りこの家のものに嫁いだらしく、 Tgのことを脅した奴は夜なので現在眠っており、 先ほどオレを誘拐した奴はそいつの甥っ子らしい
Mz
Tg
Mz
Mz
Tg
Mz
オレの言葉に、Tgは困ったように笑ったが、 そういえば、と話題を変えてオレに彼の最愛の人について尋ねる
Tg
Mz
Mz
Tg
2人してKtyの姿を脳裏に思い浮かべ、はあ、とため息をつく
Mz
Tg
Tgの言葉を聞いたオレの心には、 不快感と無力感、At様への愛が渦巻いている
Mz
気がつけば、そんな言葉が口からこぼれていた
Mz
Mz
Mz
オレの独り言のような泣き言を静かに聞いていたTgが、 こんなことを聞いてきた
Tg
Mz
Mz
Tg
Mz
Mz
愛しい神様の大人びた笑顔を思い浮かべて泣きそうになっているオレを、 Tgが記憶の中と変わらない優しい手つきで撫でてくれた
Tg
Mz
Tg
Mz
オレは自身の着物のたもとをゴソゴソと探り、 At様がオレのために選び、オレに渡してくれたくしを取り出して眺める
Tg
Mz
Mz
オレが相当満たされた笑顔を浮かべていたのか、 Tgは嬉しそうに目を細めて優しく微笑んだ
Tg
しばらくオレはくしを眺めていたが、 もしこれがあいつに見つかって奪われようものなら絶望する自信があるので、 大人しく元あった場所に収納して、ふう、と息をつく
Mz
Mz
オレが眠っている間に夜になっていたのか外は真っ暗で、 窓から見える空では月食が始まっていた
しばらく月食を眺めていると、 月の光が届かないため普段より暗い夜の空に、一筋の閃光が走った
Mz
それが雷だと認識するのにそう長い時間はかからなかったものの、 落ちた雷の激しい音は光が見えた直後に鳴り響く
Tg
Mz
Tg
Mz
混乱しているオレとTgが言葉を交わした直後、 雷の音で目を覚ましたらしい2人の男が声をかけてくる
隣の村の村人
隣の村の村人
Mz
Tg
オレたちが2人の変態に返事をした時、聞き覚えのある神様の声がする
At
Mz
ここにいるはずのない愛しい人の声にオレが混乱した直後、 目の前の壁が雷と共に弾け飛ぶ
壊れた壁の向こう側には、見間違えようのない神々しいオーラを持つ オレたちの村を守ってくれる人と人の絆の神様が立っていた
At
At
オレが見たこともないような冷たくて鋭い視線で オレを誘拐した男を睨みつけている神様の普段は落ち着いた声は、 同一人物とは思えないほどに低く、どこまでも淡々としていた
隣の村の村人
At
At
At
そう言って彼がパチンと指を鳴らすと、 オレを誘拐した男の体が遥か後方に吹っ飛んだ
At
At
At
そう言ってAt様がひらりと見せた紙束には、 彼らの一族が代々犯してきた罪がずらりと並んでいた
隣の村の村人
At
At
隣の村の村人
At
At様は後ろに吹き飛んだ2人の男たちにずいっと顔を近づけて、 その冷淡で自分本位な“気まぐれ”を告げた
俺の最愛の人を、ひどい目に遭わせたからだよ。
At
At
At
At
At
At
At
At
At
恐ろしいほどに顔の整った人と人の絆の神様はそう冷酷に言い放つと、 目が笑っていない微笑を浮かべながらとどめの一言を口にする
At
彼がそう告げた時、この村の役人らしき人たちがやってきて2人を拘束する
それを見届けたAt様は、凍るほどに冷たかった表情を いつも通りの優しい笑顔に変え、申し訳なさそうにオレの元へやってきた
At
Mz
Mz
オレの言葉を聞いたAt様は優しく微笑み、 「ちょっとだけ、ごめん」と呟いてオレのことをぎゅっと抱きしめた
Mz
At
At
At様の瞳からあふれたのであろう涙がオレの着物に染みて、 その布地にしみを作り出す
でも今のオレにはそんなのどうでもよくて、 大好きな神様が助けに来てくれた安心と告げられた言葉と抱きしめられた体が 感じた胸の高鳴りで頭がおかしくなってしまいそうだった
Mz
At
俺、Mzのこと愛してるよ。
コメント
8件
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙もう感情が!うわぁぁぁぁぁぁ(失礼しました)ちぐさくん無事で良かった!はやくけちゃくんと再開しよう!ね!ね!あっとくん流石神様強すぎるしかっこよすぎた…そろそろ結ばれるのかな!?続きが楽しみすぎます!!!投稿もはやすぎますよ!?ほんとにありがとうございます🥹毎日そわそわしてるのでまってます!!(後返信大変でしたらタメでも全然OKですよ!!もっと仲良くなりたいですし!)
投稿ありがとうございます! 最高過ぎてやばいですт т❤︎
at様の告白きたぁああぁあ🥹 うおおぉぉおぉぉお😭😭 続きが楽しみすぎる✨✨✨😭