虐刑の大舞台 (新連載!!!!)

虐刑の大舞台

それは､人の感情を

演劇に出来る

素敵な劇場なのだ

喩え、出演者が

犠牲に成ろうとも……

Ｎｏ．2 高盤 奈摘美

私が目覚めると、ある劇場版の前に居た

後方に看板が見えたので

私は､それを目視した

虐刑ノ大舞台 間モ無クノ公演:惨イ溺愛ノ沼湖

私は､直下掘りされた穴に､落下して行った

ブー､っと開幕の音が鳴り響いた

ドスンッ！

私は立ち上がり

辺りを探索する事にした

ﾋﾄｯ………ﾋﾄｯ…………

水滴を垂らしながら、歩いて来る

人間とは思えない形をした奴が来た

ﾈｴ､私､貴方ｶﾞ好簋……………

貴方摣､欲死ｲ………………

ｿ孳ﾀﾞ…………

動ｹﾅ苦驄ﾚﾊﾞ良ｲﾝ堧………

殺死ｼﾁｬｴﾊﾞｲｲﾝﾀﾞ

私は､必死で逃げた

追い手は､

両腕が包丁の様になっていて

下半身はクギで出来ている

間違いなく､捕まったら

殺される

グチャグチャ

ピシャッ！

私の頬を、血が濡らした

グシャグシャ､ベチャベチャ

ブシュッブシュッ

私は絶句した

カンカンカン

さっきの奴と､似たようなやつが

人の両腕､両脚を切り裂き

心臓部を釘で打ち付け

壁に展示をする様に打ち付けていた

奇妙に胴体がブランブランと揺れる

吐き気がした

"嫌な記憶"を思い出してしまった

私の身体は､身体的にもダメージ受けていた

私は､梯子が立て掛けてある船に向かった

パシャ

其の時

きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ

悲鳴は、まるで遠くではなく

近い……………いや………

"隣"でしたように聴こえた

私は､気づかずに探索していた

湖ｶﾞ私ｦ呑み込ﾓｳ搴ｼﾃｲﾀｺﾄﾆ

30分後

異変は特に無く過ごせた

私は､足で土を取払った

私は､駆け足でさっきの船の所に戻った

"彼奴"ｶﾞ追躡死ｼﾃイﾙ事も知邏ｽﾞﾆ

湖に到着し

梯子を持ち出そうとした時

ﾈｴ､何処ﾍ行ﾉ？

濮ﾊ悲死ｲﾖ

濮ﾊ､淋死ｲﾖ

濮ﾊ貴方ﾆ溺愛ｻﾚﾃｲﾀ……ﾅﾉﾆ

溺愛ﾉ為に､濮ｦ殺ｼﾃ束縛死ﾀ

次ﾊ濮ﾉ番ﾀﾞ籀ﾈ？

同ｼﾞ殺ﾘ方尵､

濮ﾉﾓﾉに死ﾃｱｹﾞﾙ

きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ

ブシュッブシュッブシュッブシュッブシュッ

グチャグチャ､グチャグチャ

特別ﾆ沼湖ﾉ底ﾆ束縛死ﾃｱｹﾞﾙﾖ

濮ﾄ同死様ﾆ妬…

私の胴体は、湖に引き込まれた

あの湖が紅かったのは

殺した人を束縛していたからだろう

"あの日"と同じだ

これで､公演を終わります ・惨い溺愛の沼湖・ ーendー

復習完了 進捗2/8

虐刑の大舞台:高盤 奈摘美篇 ーendー