テラーノベル
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ここはどこかの路地裏
人影がちょこんと居座っていた
周りを見渡すと、辺り一面、目が眩むほどに真っ白だった
雪などではなく、どこか不衛生な光だった
同じく白い光を放つ建物に軽く寄りかかって、ピョン。
いくらかの建物の突起に足を引っ掛けて、壁を越えて行く
気付く頃に登り終えては
登った建物の淵に腰掛け、足をブラブラ振っては
汚い降る物を見上げていた
ミスターブラック
ブラックは黙々とパソコンの画面を見つめる
そこに少し跳ねた白い髪が重なった
ブラックは視線を横にやると、自分のパソコンを何やら興味津々に見つめる、よく知った青年がいた
ミスター銀さん
ミスターブラック
ミスター赤ちゃん
隣でミルクの入ったコップを持つミスター赤ちゃんがひょこりと顔を出す
ミスターブラック
彼は中の白い液体を見るなり、顔を引き攣らせた
ミスター赤ちゃん
ミスターマネー
ミスター赤ちゃん
窓側から鳥もを驚かす大声が響く
当たり前だが、一番近くにいた生徒が思わず唸った
ミスターレッド
ミスターレッド
と、半分がアルミホイルに包まれた大きいおにぎりを手で回し、一口頬張った
ミスターブルー
ミスターブルー
次に机でタッパーを広げていたブルーが釘を刺すように言う
ミスターレッド
と、慌てて駆け戻っていくレッド。
近くの席で静かに見ていたバナナが苦笑した
ミスターバナナ
彼はレッドの弁当を覗き込んで、ちょっと不格好なだし巻き卵を指差す
彼はレッドの弁当を覗き込んで、ちょっと不格好なだし巻き卵を指差す
レッドはうっ、と言葉を詰まらせ、弟からはジトッとした視線を浴びせられる
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターバナナ
ミスターレッド
ここはすまないスクールのある教室
今日も今日とて個性豊かな生徒達が会話に花を咲かせている
………いや
ミスター赤ちゃん
赤ちゃんがコップを傍に置いて尋ねると、ブラックは首を縦に振った
ミスターブラック
ミスター銀さん
銀さんは三分の一ほど食べ終わった弁当箱を赤ちゃんに見せる
中は銀さんらしい、シンプルで丁寧な具材が詰め込まれていた
ミスター赤ちゃん
ミスター銀さん
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスター銀さん
銀さんはうんうんと頷く
ミスター銀さん
ミスター銀さん
彼は少し申し訳なさそうに問い、ブラックは再び頷く
ミスターブラック
赤ちゃんから一歩退避させていたパソコンを机に戻し、銀さんからも見えるように開く
すぐに彼が見ていたサイトが目を開く
ミスター銀さん
銀さんが眉間に皺を寄せた
時だった
ミスター赤ちゃん
ミスターブルー
ミスター赤ちゃん
ガッツポーズをして先生の席の近くの机に集まろうと駆け出す
…もう、案の定と言うべきか何と言うか
ガタッと途中でブラックの机を揺らした
ミスターブラック
すぐさまブラックの目が吊り上がり、銀さんが冷や汗を垂らして笑った
…もう一つ起きている異変に、まだ誰も気付くことなく。
…トタトタ
ミスターマネー
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターレッド
と言いつつもレッドは耳に意識を移す
……ドタドタ…
ミスターレッド
ミスターバナナ
バナナは音の正体を誰よりも早く察し、サングラスをくいっと持ち上げる
そして避難訓練でしかしないような姿勢で床に転がった
無意識に踏みそうになったマネーが目を見開いて叫んだ
ミスターマネー
ミスターマネー
ミスターバナナ
ミスターバナナ
ミスターブルー
と、ブルーが首を傾げると、ひょこっと赤ちゃんが顔を覗かした
ミスター赤ちゃん
なぁなぁ!!とまるで酔っ払いのように動く赤ちゃんを、バナナは鋭い眼球で見つめていた
ミスター銀さん
ミスター赤ちゃん
ミスター銀さん
はぁ?と赤ちゃんが首を傾げた時だった
彼がいた場所は…″随分と都合がいい場所″
そして
……ドタドタ!!!
ミスターマネー
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターバナナ
不運にも赤ちゃんが″教室の扉の前″に立ってしまった
刹那
ドオオオオオン!!!
と爆弾のような音と共に、取り付けられていたはずの教室の扉が散り散りになって弾け飛ぶ
入れ替わるように入ってきた、水色の上着がバサっと跳ねる
言うまでもなく、″彼だ″。
そして、それの放射ラインに立っていたミスター赤ちゃんは
ミスターブラック
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスター銀さん
ミスター赤ちゃん
目の前の壁に、頭から突っ込む形で突き刺さり、頭が壁にめり込んでいた
その滑稽な姿に、笑いを抑えきれない兄弟を横目で見ながら、近くにいた銀さんとマネーが赤ちゃんを収穫した。
ミスターマネー
ミスター赤ちゃん
ミスターブラック
ミスター銀さん
いつも修正係にされる銀さんが頭を抱えて叫ぶ
扉はびっくりするほど粉々に砕けていて、何なら周りも巻き込まれる形で一部が崩壊していた
壊した張本人は特大の弁当を抱えて、あっけらかんとして笑った
すまない先生
すまない先生
あははっ!!と割り箸を割るすまない先生に、生徒一同は諦めて溜息をつくのだった
すまない先生の騒ぎのせいで昼飯を食べる時間がなくなったからと、慌てて昼飯をかき込む。
もちろんすまない先生自身も。
手持ち無沙汰になった直後、またブラックは机からパソコンを取り出し、電源を入れるとすぐに息を吹き返す
ミスターブラック
彼はぶつぶつ呟きながら履歴を辿って読んでいた記事に辿り着いた
ミスター銀さん
ミスターブラック
と言い、ブラックは銀さんが見えるくらいまでパソコンを動かしてくれた
すまない先生
ミスター銀さん
すまない先生
すまない先生
ミスター銀さん
許可も求めずに勝手に覗く先生。
途端、ん?と目が細まった
すまない先生
ミスターブラック
ミスター銀さん
銀さんが前に乗り出して文を声に出す
ミスター銀さん
いかにもライトノベルで出てきそうなに前を読み上げると、一同は顔を見合わせた
ミスター銀さん
すまない先生
ミスターブラック
ミスター銀さん
そして彼らは一台のパソコンに視線を合わせた
〇〇サイト 「異空の街」
コメント
3件
久々にコメント失礼します!! リーブさんは語彙力が落ちたとしてもこの上手さ…!!最高です✨️ これ誰が主役とかあるんですか? 凄い続きが気になる物語ですッ!!
語彙力落ちてこのクオリティは神ですか?
久々すぎて語彙力落ちてるので温かい目でご覧下さい…