コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
この物語はフィクションです、実在の人物、団体、事件、宗教等とは一切関係ございません
この物語には、以下の要素が含まれます
・グロテスク ・タヒ ・グダグダ
また、グロが直接的な為、全てにセンシティブを設定しています エロはありません
これまでの連載は100タップ前後、多くて150くらいでしたが、この連載はタップが全体的に120~180くらいになります、本当に長いのでご容赦ください
また、展開を色々作りたく思い、所々ではありますがクトゥ○フっぽく成功、失敗を決めます
しばらく返答に悩んだのち、りさは「ただの歴史好き」だと答える
かな
無理もないだろう
この頃のりさは、確かにかなにとって違和感のある行動ばかりしていた
りさ
りさ
かな
かな
りさ
りさ
りさはかなの手を取る
かな
かなは若干困惑するが、受け入れてみようとりさと一緒に歩く
また静かな、2つの足音が木霊する
そう思っていた_
「…そこに、誰かいるの?」
2人は、微かな声に飛び上がるほど驚く
かな
かな
特にかなは、オカルト的な事象だと感じてしまうため、恐怖が強い
かなの今までの仕事は、これほどまで規模の大きなものでは無かった
逃げてしまったペットの追跡、紛争の後処理等_様々ではあるものの、今回はそれよりも百、いや、千倍大きなものだろう
りさ
りさに耳元で囁かれる
かな
かな
かな
古びれた図書室の最奥、彼女はぽつりと1つの椅子に座っていた
???
???
彼女はとても幼い、10歳前後_といったところだと、2人は思う
それなのに、眼はタヒんでいる そんな彼女は、2人に向けて自己紹介を始める
???
彼女は曖昧に絡まる記憶を手繰り寄せ、何とか自分の名を見つけた
???
現(ウツツ)
現
現は小さな左足を少し動かすと、ガシャンという重々しい金属の音が図書室に木霊する
りさ
現
現
現
現
現
現
現
おじさん
現
おじさん
おじさん
現
現を図書室の奥に連れていき、椅子に座らせる
現
おじさん
現
ドクン、ドクンと心臓の鼓動は徐々に早くなる
現
かな
かな
目の前がピカピカと雷のように白く光り続ける
現
現
着せられていた大きなコートの袖をまくり、2人に向けて見せる
りさ
現
現
現
現
現
りさ
りさ
現
現は言われるがまま、目を閉じる
現
…こ、こうすればいいの?
えぇ、こうしたら____
途端、左足がふわりと軽くなる
煙の匂いが漂って頭がくらりとする
それに驚いて、現は目を開けた
現
気がつくと、現にとって見慣れたはずである部屋の中にいた
けれど、少しだけ違う箇所もある
タンスの置いてある箇所の上に飾られた美術作品はチカチカと色を変える
滅多に開けない上から3段目の、4歳の頃に使っていた服が入ったタンス
おじさん
おじさん
りさ
りさ
りさ
現
現は、2人の腰ほどの身長しか無かった
かな
現
3人は長い長い道を歩いて外に出る
現
かな
かな
かな
りさ
りさ
りさ
りさ
現
現
りさ
りさ
りさ
現
りさ
りさ
りさ
現
かな
凄く居心地の悪い街だ
かな
かな
ネットから出た時、この街の異様な点に気付く
人々はまるでゾンビのようだった
ただ規律を保ち、ゆっくり、ゆっくりと列に並んで歩く
住人?
住人?
呻き声が連なる
耳の中でそれは浮遊し、やがて脳が吸収する そのサイクルは、この街にいる限り 永遠と繰り返される
現
りさ
りさ
りさ
かな
りさ
現
りさ
りさ
かなは頭にハテナを浮かべながら、黙ったままの現の手を握る
りさはかなと現からは死角となっている場所に移動する 2人に危険を及ぼさないためだ
りさ
隠していた小型ナイフを取り出す
住人?
軽やかに跳躍し、ゾンビの中の一体に接近すると、その首をスパりと切り落とす
首が落ちれば、その首は_ホログラムとなって消えていった。
りさ
りさ
りさ
りさ
まるでこの「ネット」は、偽りの箱庭のようだ
現実と区別が付きにくい、特殊な_
かな
りさの背後からはかなの叫び声が聞こえる
かな
りさ
おそらく現はもう長くない
りさ
りさはそう言って、かなと一緒に自分が元いた場所へと走る