ブリ子

Share house

すの と 女の子 のシェアハウス物語 。

『3年2組～未解決予告～』

廃校直前の中学校で、元3年2組が5年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こす。中から見つかったのは、赤い文字で書かれた一行――『3年2組の誰かが人を殺す』。冗談とも悪意ともつかないその予告は、笑いと懐かしさを一瞬で凍りつかせた。数カ月後、同級生の上原昂輝が“事故死”として処理されるが、ひとりの刑事はその死に潜む違和感を嗅ぎ取る。誰が嘘をついているのか。封じられた真実が動き始める。

Another Dream.

俺は昔、小説家になりたかった。でも今は諦めて音楽家を目指してる。俺のもうひとつの夢は諦めた。

いつだって俺達は3人で幼馴染だった。

俺たち3人は幼なじみ。仲の良さには誰にも負けないと思ってたんだ。いつからだろう。恋愛的に幼なじみを見てしまい、アイツの存在が遠くに行ってしまったのは。

畢生のジオラマ

【これは、とある少年少女の畢生のジオラマを描いたものです】―――暁真守の周りで次々に出てくる、旅立つ人。俺もいっそ皆の所へ行ってしまおうか。そう思った真守は、田舎の祖母の家の近く、川で作戦を実行しようとしていた。だが真守はそこで、生きるきっかけをくれる人物に出会うことになる―――。