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???

…注意、1話見て…ね?

???

…ハジマリ…ハジマリ_

ルミネ

…ん…?

じっとりとした、重い空気

その生暖かい風が頬を撫でる感触に違和感を感じ 細く目を開ける…

ルミネ

…どこ、ここ…

…ついさっきまで、妾は寝室に…

そう、おかしい、だって妾を撫でる空気は 爽やかで、涼しい風の…はずだ

ルミネ

…今日は…楓とレオルの家から帰ったばかりなのだが…?

夢…という考えも生まれた…が

このリアルな風の音、地の感触、木々の音…

間違いなく"現実"だった

ルミネ

…何かあるならさっさと姿を…

執事かアリスのイタズラ…

そう思い妾は声をあげる…が

その希望は打ち砕かれた

眼の前に現れた少年は…

…どうも(*^^*)

にこやかに、そして獲物を捕えるような目で

妾と目を合わせる

ルミネ

ッ…?!

刹那、妾に顔をずいっ…と近づけ…

お友達になろうよ、ね?

そう、またもやにこやかに、優しく、妾に声をかける

それが妾はとても恐ろしく、気持ち悪く…

ルミネ

…なん…なんだ、お前っ…!?

そう、声を荒げる…が

…酷い…僕はただ、お友達がホシインダ、ネ?

ボクダケヒトリ、オカシクナイ?

ネェ、ネェ?

ルミネ

僕だけ…一人…?

意味がわからずオウム返しのように言葉を繰り返す

…そう、神は巫女と、死神は幽霊と…って感じで

確かに…と思うが…ふと

ルミネ

何故知ってる…?

疑問が浮かび上がる

だがそれにも彼はにこやこに

当然だよ

…でも、君とならお友達になれそうなんだ、!

ルミネ

…どういうことだ?

やはり、何もわからず、疑問をぶつける

…だって、君も独りぼっちだもん

ルミネ

独り…ぼっち…だと?

自慢ではないが、妾は執事にアリス…吸血鬼仲間もいる

独りとは、孤独ではない、そういえる自身はある

だがその反応もお見通し…というように

ぜーーーいん、君のことなんか思っちゃいないよ?

そう

絶望

を叩きつけてくるのだった

ルミネ

…誰…も?

ルミネ

そんなわけ…ハッタリ…だろう?

そういう…が、本心は不安に支配されていた

誰も?アリスも、執事も?

そんなわけ…ない、ない、よね?

ルミネ

そんな…の…あるはず…

ね?だから…僕とお友達になろう?

僕なら君を思えるし、気にかける

…ねぇ、君にとって、損はないよ?

…たし、かに…そうだが…

ルミネ

妾は…本人に聞くまでは…疑えない…

…はぁ

という、彼のため息とともに、彼の雰囲気は一変して

ナニイッテンノ?

ルミネ

?!

人は裏切るだけでしょ?信じて何が楽しいの!?

意味わからない、僕が救済してあげようとしてるのに

あぁ、絶望に堕としたい

さっさと堕ちろよ

サオ様の為にもさぁ、俺のためにもさぁ

なぁ?お前に救いなんてねぇんだよ

ルミネ

や…め、離れろっ!

そうまくし立てながら妾の首を掴む彼の手を振り払おうとする

…無理でしょ、力の増幅してるし(笑)

…ほら、もう意識も危ういでしょ

最後に一つだけ教えてあげる

…お前に救済が、happyENDがないのは本当だ(笑)

ルミネ

そ…んな…は…

そんなはずない…言い切る前に妾の意識はプツリと切れた

ドサッ

んー…生きてるかなぁ…

結構強く締めたからなぁ…

…また独りぼっちだなぁ

悲しいなぁ…

でも、またサオ様が得物をくれるもんね‼

あるはずない希望に縋りついた愚か者…が(笑)

あっはは!楽しみだなぁ…

にしても、サオ様はこんなとこを僕にくれるなんて…

嬉しいなぁ…

…でも…何でこんな敷地が…

まぁいいかな

考えても仕方がないし…

それより…も

おーい!生きてるかー?

ルミネ

…ん゙…ぁ゙…がっ゙…

生きてる…っと、じゃ、もっかい気絶してぇ

ルミネ

ぁ゙ッ…

…嫌だよ、僕だって

でもこうでもしなきゃ…

独りは嫌だから…ね、

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コメント

3

ユーザー
ユーザー

いやぁぁぁぁぁルミネさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!

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