???
???
ルミネ
じっとりとした、重い空気
その生暖かい風が頬を撫でる感触に違和感を感じ 細く目を開ける…
ルミネ
…ついさっきまで、妾は寝室に…
そう、おかしい、だって妾を撫でる空気は 爽やかで、涼しい風の…はずだ
ルミネ
夢…という考えも生まれた…が
このリアルな風の音、地の感触、木々の音…
間違いなく"現実"だった
ルミネ
執事かアリスのイタズラ…
そう思い妾は声をあげる…が
その希望は打ち砕かれた
眼の前に現れた少年は…
殊
にこやかに、そして獲物を捕えるような目で
妾と目を合わせる
ルミネ
刹那、妾に顔をずいっ…と近づけ…
殊
そう、またもやにこやかに、優しく、妾に声をかける
それが妾はとても恐ろしく、気持ち悪く…
ルミネ
そう、声を荒げる…が
殊
殊
殊
ルミネ
意味がわからずオウム返しのように言葉を繰り返す
殊
確かに…と思うが…ふと
ルミネ
疑問が浮かび上がる
だがそれにも彼はにこやこに
殊
殊
ルミネ
やはり、何もわからず、疑問をぶつける
殊
ルミネ
自慢ではないが、妾は執事にアリス…吸血鬼仲間もいる
独りとは、孤独ではない、そういえる自身はある
だがその反応もお見通し…というように
殊
そう
絶望
を叩きつけてくるのだった
ルミネ
ルミネ
そういう…が、本心は不安に支配されていた
誰も?アリスも、執事も?
そんなわけ…ない、ない、よね?
ルミネ
殊
殊
殊
…たし、かに…そうだが…
ルミネ
殊
という、彼のため息とともに、彼の雰囲気は一変して
殊
ルミネ
殊
殊
殊
殊
殊
殊
ルミネ
そうまくし立てながら妾の首を掴む彼の手を振り払おうとする
殊
殊
殊
殊
ルミネ
そんなはずない…言い切る前に妾の意識はプツリと切れた
ドサッ
殊
殊
殊
殊
殊
殊
殊
殊
殊
殊
殊
殊
殊
殊
ルミネ
殊
ルミネ
殊
殊
殊
コメント
3件
いやぁぁぁぁぁルミネさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!