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ぴよたろう
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夜、豪華な海鮮料理を堪能し、部屋でひとしきりお酒を飲んで大騒ぎした。 時計の針が午前0時を回った頃、太智と柔太朗は自分の部屋へ戻り、同室の舜太も「お先〜……」と、泥のように布団へ沈んで爆睡し始めた。 静まり返った部屋。 勇斗が、浴衣の襟元を少し緩めながら、俺の隣にすっと腰を下ろした。
佐野勇斗
さっきまでお酒を飲んで騒いでいたはずなのに、勇斗の声は驚くほど低く、落ち着いていた。
吉田仁人
佐野勇斗
2人で静かに部屋を抜け出し、脱衣所を経て、夜風が吹き抜ける露天風呂へと向かった。 予想通り、広い湯船には俺と勇斗の2人だけ。 目の前には、月明かりに照らされた熱海の海が静かに広がっている。
佐野勇斗
勇斗が湯船の縁に腕を乗せ、ふぅと息を吐き出した。湯気に上気した勇斗の顔は、間接照明の光に照らされて、いつも以上に男らしくて格好いい。
佐野勇斗
勇斗が湯船の中で、俺の手をそっと引いた。 遮るもののない温泉の中、2人の距離がゼロになる。勇斗のたくましい腕が、お湯の中で俺の腰のあたりを優しく抱き寄せた。
佐野勇斗
吉田仁人
佐野勇斗
勇斗はそう言うと、俺の濡れた髪を優しくかき上げ、おでこに、そして唇に、静かにキスを落とした。 お湯の熱さのせいだけじゃない。胸の奥が熱くなって、俺の心臓がドクドクと暴れ出す。
吉田仁人
佐野勇斗
悪戯っぽく笑う勇斗。だけど、俺を見つめるその目は、どこまでも真っ直ぐで、愛おしさに満ち溢れていた。
佐野勇斗
吉田仁人
佐野勇斗
俺が照れ隠しでツッコむと、勇斗は嬉しそうにクシャッと顔を綻ばせ、今度はさっきよりも深くて熱いキスを、夜の露天風呂の中に響かせた。
コメント
1件
うわ、もうこの展開……心臓に悪い(笑)。さっきまでみんなで騒いでたのに、一気に空気が変わって、夜の露天風呂で二人きりって反則級ですよ。勇斗の「我慢してた」って言葉、あの社内でずっと抑えてたんだなって思うとグッときますね。仁人の照れ隠しツッコミも可愛くて、そこに優しく応える勇斗がまた格好いい。月明かりの熱海の海、ぜひ映像で見たいくらい美しい場面でした。