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イケメンに恋したイケメン少女

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イケメンに恋したイケメン少女

1 - イケメンに恋したイケメン少女

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2021年02月11日

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津田 怜央

みんなおはよう。

女子1

おはよう怜央君っ!

女子1

今日も怜央君かっこよすぎる…!

津田 怜央

そこまでかっこよくないよ。

女子1

笑顔も眩しいっ!

小野田 蜜柑

あっ!怜央〜ちょっといい?

女子1

あれは!小野田さん!美男美女だ…。

津田 怜央

いいよ蜜柑!

小野田 蜜柑

まったく!いつまで女子を隠すわけ?

津田 怜央

だって…!

高校2年生の津田 怜央 実は女子なのである

津田 怜央

実は女子だって言うのなんか嫌じゃん!気まずいじゃん!

小野田 蜜柑

まぁそうだけど。

小野田 蜜柑

(それにしても、イケメンすぎて私も鼻血でそうになるわ。)

津田 怜央

いっその事髪の毛伸ばすか。

小野田 蜜柑

それはだめ。

津田 怜央

え…?

小野田 蜜柑

怜央はやっぱ男の方がいいわ。うん、卒業まで男で生活しよう。

津田 怜央

はぁ。分かったよ。

キーンコーンカーンコーン

小野田 蜜柑

あ、チャイムだ。んじゃ教室戻るわ〜。

津田 怜央

うん!

津田 怜央

(さて、私も教室戻るとするか。)

教師

今日は転入生を紹介する。

津田 怜央

(へぇ〜こんな時期に転入生か〜珍しっ。)

ガラッ

塩田 怜央

塩田 怜央です。よろしくお願いします。

津田 怜央

(名前一緒じゃん…。)

教師

みんな仲良くしてやれよ〜。

女子1

どっちの怜央君も超イケメン〜!

女子2

私は津田君の方についていくわ!

女子1

何言ってるの!塩田君の方でしょ!

教師

こらーそこの女子、イケメン争いはやめろー。

津田 怜央

(うわ〜、超イケメン。)

教師

んじゃ、塩田は〜津田の隣だな。

津田 怜央

(は?おいおい、まじかよ。)

塩田 怜央

よろしく。

津田 怜央

あ、よろしく…。

1限目は無事終了を迎えた

女子1

やばい、ダブル怜央君…超絶絵になる。

津田 怜央

(やばい、めっちゃ気まずい。)

塩田 怜央

あのさ、津田君。

津田 怜央

どうした?

塩田 怜央

放課後暇?

津田 怜央

放課後はごめん、空いてないなぁ。

塩田 怜央

そっか、ごめん。デートだよね。

津田 怜央

いやいや…デートじゃないよ。

塩田 怜央

え?てっきり彼女いるのかと思ったんだけど。

津田 怜央

(彼女できたことないです。なんなら彼氏もできたことないです。)

女子2

ずっと眺めていたい。

放課後

小野田 蜜柑

あ、怜央〜待ちくたびれたんだけど。

津田 怜央

ごめん蜜柑!

女子2

小野田さんて彼女なのかな…。

女子1

ありえるかもしれない。

津田 怜央

(蜜柑は友達です。)

塩田 怜央

あれ、やっぱりデートじゃん。

津田 怜央

塩田君っ!

小野田 蜜柑

もしかして、転入生って!

塩田 怜央

俺だよ。

小野田 蜜柑

同じ怜央なだけにめっちゃイケメン。

塩田 怜央

デート楽しんでね。

津田 怜央

デートじゃないって!

小野田 蜜柑

(これは…恋の予感がする!)

帰り道

小野田 蜜柑

怜央、塩田君の事好きでしょ!

津田 怜央

ないない。

小野田 蜜柑

即答かよ…。

津田 怜央

だって、タイプじゃないし。

小野田 蜜柑

え〜怜央理想高すぎ。

津田 怜央

(実はちょっと好きになりかけてるなんて言えない。)

小野田 蜜柑

私こっちだから、じゃーね!

津田 怜央

またね。

津田 怜央

ただいま〜お父さん。

お〜帰ったか怜央。

津田 怜央

今日ご飯は〜?

あ〜悪ぃ。作ってなかった。

津田 怜央

はぁ。いいよ、自分で作る。

すまねぇな。

津田 怜央

いいよ、お父さん。

幼い頃に母は他界し それから父と暮らしている

津田 怜央

(私がイケメンなのって、お父さんの遺伝かも。)

30分後

津田 怜央

お父さん、ご飯できた〜!

味噌汁か〜美味そうだな!

津田 怜央

味は保証しないからね。

怜央のはいつも美味いぞ?

津田 怜央

そりゃーどうも!

2時間後

津田 怜央

よし、明日の学校の準備もできたし!ゲームすっか!

怜央、今日は程々にな。

津田 怜央

うん!

次の日の朝

津田 怜央

(やばい、いつものように2時までやってしまった。)

怜央、じゃ行ってくるぞ。

津田 怜央

行ってらっしゃーい。

津田 怜央

よし、私も学校行こっと。

津田 怜央

(今日は体育だったっけな。)

小野田 蜜柑

あ!怜央〜おっはよー!

津田 怜央

うわっ!蜜柑、危ないじゃん!

小野田 蜜柑

いいじゃん、みんな見てるけどさ。

津田 怜央

蜜柑…。

小野田 蜜柑

ごめんって怜央〜!許して〜もうしないから〜!

津田 怜央

はぁ…。

塩田 怜央

朝からラブラブだね。

津田 怜央

これのどこがラブラブと見えるのか不思議。

小野田 蜜柑

いひゃい いひゃい!

塩田 怜央

それがラブラブしてるって証拠だよ。

津田 怜央

(あ、そうなんだ。)

小野田 蜜柑

もう怜央いきなりほっぺたを摘むのは痛いよ!

津田 怜央

意地悪した仕返しだよ。べーっ!

女子2

怜央君のいたずらな顔…可愛すぎるっ!

小野田 蜜柑

あ、今日1限目から体育じゃん。

津田 怜央

バスケ苦手だもんね。

小野田 蜜柑

怜央…一緒にペア組もうね?

津田 怜央

うん!

女子2

きゃー!怜央君かっこいい!!

小野田 蜜柑

(流石、怜央。バスケだけは得意だからなぁ。)

塩田 怜央

津田君バスケ上手いね。

津田 怜央

そういう塩田君もバスケ上手いね。

塩田 怜央

うん、俺もバスケ得意なんだ。

女子1

塩田君かっこいい!

女子2

津田君もかっこいいけど?

女子1

塩田君の方が最もかっこいいけど?

小野田 蜜柑

(また女子共が喧嘩を…。)

津田 怜央

(塩田君だけには負けたくない。)

小野田 蜜柑

(それにしても、2人凄くない?異次元じゃん…。)

女子2

思ったけど、津田君身長小さくてもダンクシュートできるって凄いよね!

小野田 蜜柑

(確かに…私160だけど怜央は155だし…塩田君は多分170はあるな。)

女子2

てか、2人が並んだら…萌えるんですけど。

小野田 蜜柑

(女子共の歓声がとてもうるさい。)

津田 怜央

(あれ…意識が…。)

小野田 蜜柑

え、ちょ!怜央!

津田 怜央

(あれ、保健室…。)

小野田 蜜柑

怜央!良かった〜!

津田 怜央

なんで保健室いんの?

小野田 蜜柑

体育の時倒れたんだよ!先生は軽い脱水症状って。

津田 怜央

あ、思い出した!

小野田 蜜柑

ここまで、塩田君が運んで来てくれたんだよ。

津田 怜央

え?それ本当?

小野田 蜜柑

本当だけど…って顔赤いじゃん!氷もらってくる!

津田 怜央

(やばいやばい、私めっちゃ塩田君の事好きじゃん!)

ガラッ

塩田 怜央

津田君、大丈夫?

津田 怜央

塩田君!
あ、うん!平気!

塩田 怜央

良かった…。

津田 怜央

(どうして塩田君そんなにホッとしてるんだろ?)

塩田 怜央

急に倒れるわ…変に笑うわ…顔赤くなるわ…もう無理。

津田 怜央

(え?)

思考回路が一瞬停止した

塩田 怜央

俺、怜央が好き。

突然保健室のベッドの上でキスをされ告白された

津田 怜央

(キスしてしまった!しかも塩田君が私を好き!?そんなまさか!)

塩田 怜央

返事待ってるから。

津田 怜央

塩田君っ!

塩田君は出ていってしまった

女子2

津田君!大丈夫!?

津田 怜央

あ、うん!心配してくれてありがとう。

女子2

やばい。津田君によしよししてもらっちゃった!

津田 怜央

(やばい、塩田君と気まずい。)

塩田 怜央

津田君、本当に大丈夫?

津田 怜央

あ、うん。

津田 怜央

(どうして平然と喋れるんだろ。)

津田 怜央

(結局、答えをだせず放課後になってしまった。)

小野田 蜜柑

怜央っ!

津田 怜央

はぁ。

小野田 蜜柑

塩田君じゃなくてごめんね。

津田 怜央

あ、いや!そうじゃなくって!

小野田 蜜柑

はいはい!どうせ私じゃなくて塩田君が好きなんでしょー!

津田 怜央

蜜柑、お願い!ポテト奢るから話聞いて!

小野田 蜜柑

よろしい。

津田 怜央

(ふぅ。)

小野田 蜜柑

なるほどね〜。

津田 怜央

どうしたらいいんだろ。

小野田 蜜柑

OKしちゃえば?

津田 怜央

すぐOKできなかったから蜜柑に相談してんじゃん。

小野田 蜜柑

あ、そかそか!

小野田 蜜柑

怜央は塩田君の事好き?

津田 怜央

え!?

小野田 蜜柑

どっちよ。

津田 怜央

好…きだよ…。

小野田 蜜柑

怜央…超可愛いっ!すっごく今乙女の顔してる!

津田 怜央

乙女の顔ってどういう事だよ。

小野田 蜜柑

告白の返事今からしてくれば?

津田 怜央

え、でも私塩田君どこいるか分からない。

小野田 蜜柑

これあげる、って言っても怜央の靴箱に入ってあったから!

放課後教室で待ってます

小野田 蜜柑

気持ち伝えておいで!

津田 怜央

蜜柑…ありがとう!

小野田 蜜柑

頑張れ…怜央。

小野田 蜜柑

あーあ、私が先に塩田君の事知ってたのになぁ…。怜央は大事な親友だからね!応援してあげなきゃ!

小野田 蜜柑

ん?財布忘れてるし…まぁこのぐらいは許してくれるよね!

ガラッ

津田 怜央

塩田…君!

塩田 怜央

来てくれたんだ。

津田 怜央

あの…返事っ!はぁはぁ。

塩田 怜央

落ち着いて。

津田 怜央

塩田君が、好き…。だから、告白されて嬉しかった!

塩田 怜央

それ、ほんと?

津田 怜央

本当だよ!

ギュッ

津田 怜央

(ひゃーー!)

塩田 怜央

ねぇ怜央…どうして男の振りなんてしてるの。

津田 怜央

いつから知って…。

塩田 怜央

最初から気づいてた。

津田 怜央

うそっ!

塩田 怜央

ほんと…。最初見た時は本当に男かと思った。けど、笑った時確信した女の子だって。

塩田 怜央

それから、毎日気になっていつしか当たり前のように視界に入れてた。

津田 怜央

(恥ずかしすぎる!)

塩田 怜央

今超絶嬉しい。ねぇ、キスしていい?

津田 怜央

え!?ちょっとまっ…!

先に彼に唇を塞がれてしまった

塩田 怜央

一生大事にする。

津田 怜央

うん…!

私はイケメン君に恋をした

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コメント

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蜜柑ちゃんポテトで釣られるの可愛いww内容もすごい面白かったです✨

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