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キミに奏でる恋の唄

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キミに奏でる恋の唄

1 - キミに奏でる恋の唄

♥

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2020年03月13日

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ねぇ、先輩。

聴いてくれますか?

私が貴方を好きだった頃の話___

「ずっとずっと好きでした

先輩にあった時から

同じサークルになって、 もっと知りたいと思った

この高鳴る鼓動も貴方のせい

貴方の隣にいたかった

けど、

少し遅かったんですね

貴方に伝えるのが

(先輩が大学を卒業するまで)

(ずっと…言えなかった)

卒業

…先輩、あの

桐島

…ん?

…あの、

卒業おめでとうございます…、

桐島

うん、ありがと。

桐島

元気でね

…っ。

言いたかったのは

その言葉だけじゃなかったのに

貴方は簡単に離れていった

私はその背中を

ただ見届けることしか出来なかった

友達

桐島先輩さぁ

…うん?

友達

結婚するって

え…

貴方は既に他の人のものでした

私が入る隙なんてなかった

酷い

最低

なんてずるい人

私が期待するような言葉ばかりかけて。

ごめんなさい。

こんなの八つ当たり

そこで私の恋が終わる音が聴こえた

後悔して、泣いて

結局は自業自得

伝える勇気がなかった

でも私はいいんです

それでいいの

最後に貴方の笑顔が見れたから

貴方が笑ってくれたから

貴方が幸せなら

私も幸せだから___。」

…はぁ、はぁっ、

(いつの頃か、)

(先輩がここで)

(足を止めて私の歌を聴いてくれたことがありましたよね)

…、

(先輩がいなきゃ、)

(足を止めてくれる人は誰一人いないみたいですよ)

(ねぇ、先輩。)

聴いてくれますか?

(私が貴方を好きだった頃の話___)

その、唄を。

よし、もう一曲。

私はギターをもう1回弾き始めて、

歌い出す。

貴方を想う失恋ソングを。

誰も見向きもしない、

誰も足を止めない

この路上で。

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コメント

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感動しました

ユーザー

すごく切ないです(இдஇ`。)

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