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3 - 第3話 まさかの告白

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2025年03月14日

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ある日、○○はいつものように大学から帰っていると張り紙を見つける。

○○

なんか貼ってある!

○○

ええと...

○○

“スタッフ大募集!!”か...

○○

どこのスタッフだろう?

○○

☆☆事務所....え!?Larkが所属してるところじゃん!

○○

絶対申し込まなきゃ!!

数日後

○○

今日はついに採用発表の日だ...
ドキドキする...

○○

えいっ...!

○○

結果は...

○○

採用...!!

○○

やった〜!!嬉しすぎる!!
推しの近くで働けるんだ!!

○○

迷惑かけないように頑張らなきゃ...

○○

そうだ、さきちゃんに連絡しよう

○○

さきちゃん〜

さき

今日採用発表の日だよね?
どうだった!?

○○

採用...

○○

されました!!

さき

まじ!?おめでとうすぎる!!
いいな〜

○○

へへ、ありがとう!
さきちゃんも申し込めば良かったんじゃない?

さき

私はバイト掛け持ちしすぎてて流石に無理...

○○

そっかぁ...大変だね...

さき

まあね、でもあおいくんのためだから

○○

推しのためなら頑張れるよね

さき

そうそう!

○○

早速明日から...か
頑張って準備しなきゃ

翌日、事務所へと向かう○○。

○○

緊張する...
大丈夫、大丈夫...
いつも通りにいこう...

○○

本日からこちらで働かせていただくことになりました。
○○と申します。

○○

未熟で至らない点もあるかと思いますが、精一杯頑張ります。
よろしくお願いいたします。

その場にいた皆が口々に「よろしくー」と言う。

スタッフ

○○さん、早速ですが、担当アーティストを伝えさせていただきます。

○○

はい...!

スタッフ

○○さんはLarkの担当でお願いします。
と言っても、いきなりメンバーのサポートではなく、最初は雑用からスタートになりますが。

○○

...!
分かりました!

スタッフ

では、Larkの3人がいる場所へ案内しますね。

○○

は、はい!

3人がいる会議室へと到着する。

スタッフ

皆さん、この子が今日から働くことになった新人スタッフの子です。

スタッフ

挨拶をお願いします。

○○

はい!
ええと、○○と申します。
よろしくお願いいたします。

りん

あ、○○ちゃんじゃん〜
久しぶり〜
スタッフになったんだ?

○○

あ、お久しぶりです...
はい...
たまたまスタッフ募集しているのを見かけて...

ゆう

なになに〜?りんの知り合い〜?

ゆう

僕はゆうだよ!
で、こっちの怖いやつがあおい!

ゆう

りんの知り合いなら知ってるかな?

あおい

おい、怖いやつってなんだよ
俺はあおい、よろしく

○○

あ、はい!
存じ上げております!
よろしくお願いします!

りんは○○に近づき、頭を撫でながら言う。

りん

仕事大変だと思うけど、来てくれて嬉しいよ!
これからよろしくね!

○○の顔が赤くなる。

○○

は、はい...
よろしくお願いします...

スタッフ

挨拶は終わりましたね?
では○○さん、仕事内容の説明をしますので、ついてきてください。

○○

はい!

スタッフ

とりあえず今日はここにある小道具の運び出しをお願いします。

スタッフ

何か分からないことがあれば周りのスタッフに聞いてくださいね。

○○

分かりました!
ありがとうございます!

スタッフ

では、私はこれで失礼します。

○○は小道具をスタジオ行きのトラックへ運び出す。

仕事が終わり、○○が帰ろうとすると後ろから声をかけられる。

りん

○○ちゃーん!

○○

りんくん!?
ど、どうしたんですか...?

りん

いや、今日早く仕事終わったからさ、ちょっとお話しできないかな〜って思って

りん

どう?

○○の鼓動が早くなる。

○○

い、いいですよ...!

りん

ほんと!?やった〜!
ありがとう!

りん

外だとまためんどくさいことになるから、一回事務所戻ろっか?

○○

そ、そうですね...!

事務所にて

りん

はい、これ

りん

君、コーヒー飲める?

○○

はい、大丈夫です!
ありがとうございます...!

りん

良かった!
じゃあ本題に入ろっか

りん

話っていうのはさ...

○○

はい...

りんは少し考え込んでから、再び口を開く。

りん

僕が...君に対して抱いている感情についてなんだ

○○

感情...ですか...?

りん

そう...僕さ...その...

りんは少し恥ずかしそうに言う。

りん

....君のことが好きなんだ

○○

え...?

りん

あーだからその....
1人の女性として...好きなんだ...

○○

え...っと...?

○○

(りんくんが私を?なんで?どういうこと?
でも冗談じゃなさそうなんだよな...)

しばらく沈黙が流れる。

りん

....君は?

○○

わ、私ですか...?

りん

そう、君は...僕のこと...男として好き...?

○○

え...ええと...
分からない...です...

○○

りんくんのことは大好きだけど...
それが男としてなのかどうかは...

りん

そっか...

りん

じゃあ僕が好きにさせてあげるよ

○○

え...?
それってどういう...?

りん

こういうことだよ

そう言ってりんは○○の顎を持ち上げる。

○○

あ...あの...えっと...

○○はみるみるうちに顔が赤くなっていく。

りん

昼間も思ったけどさ...
君、すぐ顔赤くなっちゃうんだね

りん

かわいー

○○

...!
か、かわいくなんて...

りん

いや、かわいいよ
すっごくかわいい

りん

まあでも...
今日はここまでにしておいてあげるよ

りん

また明日ね!

りんはそう言うと手をひらひらさせて去っていく。

○○

......

しばらく呆然としていた○○だったが、時間を見て慌てて家に帰る。

○○

はぁ...

○○

りんくんのあれ...本当なのかな...?

○○

でも...嘘ついてるようには見えなかったし...

○○

あーまだドキドキしてるよ...

○○

りんくんが私を好き...?

○○

信じられない...

○○

だって私よりかわいい同担の子なんて山ほどいるじゃん...

○○

なんで私...?

○○は突然起こったことに混乱して、考え事をしているうちに眠りにつく。

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