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好き。それだけ。

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好き。それだけ。

3 - 好き。それだけ。ー番外編ー

♥

131

2019年05月25日

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栞里

『あれは…そう、中学2年生のときだったー。』

       ー中2ー

二神

赤井さん、好きです。オレと付き合ってください…。///

栞里

っ…!///

栞里

…はい。///

栞里

『二神 泰聖くんとは、中2で初めて同じクラスになって、委員会の前期、後期を一緒にやった。』

栞里

『いつも男子の中心グループにいたけど、1人だけ落ち着いていて、一部の女子には人気もあったし、私も気になっていた。』

      ー放課後ー

颯太

あ、赤井ー
一緒帰ろーぜ

栞里

いいよー

二神

あ、赤井さんっ!

栞里

二神くん。また明日~🖐️

二神

あのさ…

栞里

二神

い、一緒に帰らない?!///

栞里

あっ…、うんっ!///

栞里

(そっか。付き合ってるんだもんね…)

颯太

ボソッ)…そうかよ…

栞里

(…なんか…中里、変…?)

栞里

『中里とは、中2のときだけ、クラスが違った。それでも、中里との話は尽きることないから、よく一緒に帰っていたし、これからも何も変わらないと思っていた。』

栞里

『でもー。』

     ー次の日(放課後)ー

栞里

中里ー。帰り、うち寄っててよ!「モノトーンズ・ベリー」の最新刊買ったからさ♪読むでしょ?

颯太

…お前、いいのかよ

栞里

何が?

颯太

二神と付き合ってるんだろ?

栞里

あー…うん。///そかそか、聞いちゃったか…///

颯太

それなら、オレに構わないほうがいいんじゃない?

栞里

え、なんで…?💦

颯太

勘違いされたら困るだろ?

栞里

そう…だね。じゃあ、明日学校に持ってくるねー

颯太

センコーに見つかんなよ?

栞里

頑張るー。(笑)

栞里

あっ、二神くん!

二神

ごめん、お待たせ💦
帰ろっか

栞里

うん!

颯太

(二神と待ち合わせてんじゃねーかよ‥。何考えてるんだ?)

栞里

『それから、たまに二神くんと二人で出掛けたりもした。』

栞里

『曖昧だった気持ちが、だんだん恋へと変わっていった。』

栞里

『しかし、中学3年生にあがろうとしていた春休み。二人で出掛けているときのことだった。』

      ー駅前ー

栞里

映画見るの久しぶりで、倍面白かったー!

二神

うん、オレも!今年は受験生であまり出掛けられなくなるから、今のうちに遊んどかないとね(笑)

栞里

そういえば二神くんは、志望校は、どこ?💦

二神

日田(にった)高校行きたいなーって思ってるよ。

栞里

そこ、偏差値60以上あるよね!?そっかぁ…日田かぁ

二神

赤井さんはもう決めてる?

栞里

私は、綠成(りょくせい)かな…。歩いて15分くらいだし、単願で行こうと思ってるんだ

二神

じゃあ、別々になっちゃうね…

栞里

でも、隔月に一回くらいで会えたらいいね!

二神

キュン)うん///

あれ、泰聖!

二神

こんなとこで会うなんてぐーぜん!隣の子は…?

二神

…カノジョ///

栞里

ドキッ)

栞里

こんにちわ…

えぇ、マジで!?泰聖にカノジョ!?

…ってことは、好きな人に告白するって罰ゲーム本当にやったん?(笑)

栞里

栞里

え…?

二神

聡っ…!

あっ、ごめっ…!!💦

でも、良かったな。上手くいって…!
ほんと、ごめんっ!じゃあ…💦

栞里

…罰ゲームだったんだね

二神

うん…。でもっ…!

栞里

別れよっか…。

栞里

今までありがとう!

栞里

ニコッ)

栞里

私は、楽しかったよ!ばいばい…

栞里

ダッ)

二神

赤井さん…!

栞里

『中3になり、私たちはクラスが離れた。
別れたという話を聞いた二神くんの友達が私に話したいと言ってると声をかけてきて私たちは話すことになった。』

      ーーーーー

栞里

ガラッ)

二神

赤井さん!来てくれてありがとう…。

栞里

ううん。話って…?

二神

あの日、聡が言った罰ゲームっていうのは、本当なんだ。ごめん…。

栞里

うん…。

二神

告白したのは罰ゲームでしたことだけど、オレは、赤井さんのことが本当に好きでした。その気持ちに嘘はなかったです。

二神

もっと早く伝えるべきだったし、今日も自分から声かけられなくて、逃げてばかりで本当にごめん。

二神

今さら何言ったって言い訳だってわかってたけど、話せてよかったです。

栞里

…私も、本当のことが知れてよかったよ。

栞里

罰ゲームだって聞いたときは、ただただ悲しくて、本当のことを聞けずに逃げてたのは私も同じだと思う。

栞里

でも、どんな形であっても事実を伝えてくれたことは嬉しいです。ありがとう。じゃあね。

栞里

…もう、同じことはしないでね…。

二神

うん、ありがとう。

     ーーーーー

栞里

(…私も切り替えなきゃな。)

颯太

赤井

栞里

中里。待っててくれたの?

颯太

一人じゃ立ち直れないだろ

栞里

中里が心配してくれてる…!◇

颯太

(そーゆー意味じゃないんだけど…)

栞里

ありがとー!
うん、早く切り替えなきゃね!よし、帰ろー!

栞里

栞里

『私が中里を好きになるのは、もう少し先のお話。』

      ーENDー

栞里が颯太を好きになる前のお話でした!

どうでしたでしょうか?

楽しんでいただけてたら、幸いです。

次回は、スクエモの2話を予定しています。

ここ最近、忙しくていつになるかわかりませんが…💦

では、元気に…

バイバーイ!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

1

ユーザー

久しぶりの投稿です笑。 今さらですが颯太は、はやたと読みます。 自分で読み返していたら、時々間違えたので一応いっときます笑。

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