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コメント
1件
うわあ、第9話……めちゃくちゃ怖かったです!暗闇の図書室で「コツ、コツ、コツ」っていう足音、想像しただけで背筋がゾッとしました。それに、赤い傘がついに「みつけた」って言ってくるラスト、鳥肌立ちましたよ。七日目の呪いって設定もゾクゾクしますね。少女が突然現れて「最初の少女」ってキーワードを残したのも気になります。続きがめちゃくちゃ気になる!次話が待ち遠しいです!
推しがいます!
66
#ご本人さまとは関係はありません
ちぃ
32
暗闇の図書室。
美咲は出口へ向かって必死に走った。
後ろから聞こえる。
コツ。
コツ。
コツ。
濡れた足音。
振り返る勇気はなかった。
美咲
やっと廊下へ飛び出す。
その瞬間、図書室の照明が元に戻った。
恐る恐る中を見る。
誰もいない。
赤い傘も消えていた。
しかし床にはまだ水たまりが続いている。
まるで何かが這ったような跡だった。
その日の夜。
美咲は眠れなかった。
明日は七日目。
呪いの日だ。
すると突然、スマホにメッセージが届いた。
送信者は知らない番号。
だが内容は一言だけだった。
『学校の裏庭』
その直後。
またメッセージ。
『呪いを終わらせたいなら来て』
翌日。
空は朝から曇っていた。
美咲は学校の裏庭へ向かった。
誰もいないはずの場所に、一人の女子生徒が立っていた。
あの日、図書室で会った少女だ。
少女は静かに振り返る。
その顔は青白かった。
美咲
少女は少し黙った。
そして小さく答えた。
美咲
その時だった。
ゴロゴロと雷が鳴る。
空から雨粒が落ちてきた。
少女の表情が変わる。
美咲
美咲が振り返る。
校庭の向こう。
雨の中に赤い傘が立っていた。
今までで一番近く。
まるで美咲を迎えに来たかのように。
そして傘の下から、小さな少女の声が聞こえた。
「みつけた。」