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おいって言うやつはジェヒョンしかおらんわ。
ジェだよな?な?俺ジェのセンイルガン無視しちゃったから頼む。ジェの活躍する場を作ってくれ。
トン、トン、トン
後ろから階段の 音が鳴り響く。
直様皆んな 階段に注目した。
そこには ——
女子1.
女子2.
きむ・じょんうだった。
今、私が 1番会いたくない人。
女子1.
女子2.
女子2.
小さい声で言って いるんだろうけど、
私には凄く大きな声で 言っている様に感じる。
今までに 無い感情だった。
辛くて、今にも 涙が出そうで、
怖くて、 呼吸が荒くて。
その時 ——
彼が、掲示板に 近寄り始めた。
○○.
逃げ出したかった。
何もしていない私に、 何でこんな誤解が?
彼に見られたら、 私はどうすればいい?
彼も気持ち悪いって、 そう、思うはず。
勝手に私なんかの事で 巻き込まれて、
二股とか、バカ みたいなこと言われて。
それで噂になるなんて・・・
もう 考えるのも辛くて、
私は逃げるように、
その場から 逃げ出した ——
○○.
絶対に誰にも 見つからない路地裏。
一瞬で力が抜け、 その場に座り込んだ。
○○.
吐いた溜息と共に 涙が頬を伝う。
涙は、孤独さと ストレスを表す様に、
透明に 透き通っていた。
こういう時、 私はいつも思う。
「1人だけでも、話し 相手がいれば良いのに」
「いたら、私も変わるん じゃ無いかな」って。
でもこの性格上、やはり 友達なんて出来ない。
こうやって変な 噂までされる人と、
誰も一緒に いたくないはず。
○○.
また涙と溜息を 零した、その時 ——
??.
後ろから、誰かを呼ぶ 様な声が聞こえた。
聞いたことある様な、 無い様な声で。
もちろん私じゃないと 思ったから、
振り返る事 なんてしなかった。
でも、一向に 動く気配がない。
というか、見られてる 気配しかしない。
戸惑いながら、 振り返ってみた。
そこには、 まさかの ——
- 有名同士の三角関係____ 4 -
- 終わり -