??.
○○.
背後にいた彼は・・・
🍑じぇひょん.
私を睨みながら ポケットに手を突っ込む、
会いたくなかった、 “ ジェヒョン “ だった。
○○.
泣いているところを 見られてしまった。
その事が脳内で グルグルと周り、
ただ目を合わせる ことしか出来ない。
彼は、鼻で フッと笑っていた。
🍑じぇひょん.
🍑じぇひょん.
🍑じぇひょん.
色々な感情で頭が 可笑しくなりそうだった。
2人で目を合わせて いる姿を誰かが見れば、
また、勘違い されるかもしれない。
でもその前に、私の 泣く姿を見られたのは・・・
かと思えば、彼は 目の前から姿を消す。
彼がいた場所は目の 前にある窓で、
そこから私を 見られていたから、
去っていった、そう思い 私は安堵の溜息を零す。
でも・・・
🍑じぇひょん.
ただ私の方に移動して きただけだった。
またポケットに 手を突っ込みながら、
座り込んでいる 私に近づいて来る。
そして 私に目線を合わせ、
笑みを零しながら、 こう言った。
🍑じぇひょん.
今思えば、この言葉は 本当にチャンスだった。
私を誤解から 救い出してくれる、
唯一の方法 だったに違いない。
でもこの時の私は 頭が回っておらず、
無意識に 言ってしまった。
○○.
もう乾きかけている 涙を手で拭きながら、
私は、 強気で答えてしまう。
彼はまた 「ふっ」と笑い、
その場に立ち上がった。
🍑じぇひょん.
逃す・・・か。
その時私は、やっと 我に返ったと思う。
でもプライドという ものが私にはあって、
初対面で急に喧嘩を 売られたこいつに、
助けなんて、やはり 求めきれなかった。
○○.
○○.
彼は大きな溜息を 吐いて、額を抑える。
その後、 首を横に振った。
🍑じぇひょん.
🍑じぇひょん.
🍑じぇひょん.
言い切った後、また 目線を合わせて来る。
そして、私の額に指を 押しながら言った。
🍑じぇひょん.
結局、 それから去っていった。
○○.
確かに私は、
皆んなが思ってる より強くないし、
背も平均より 5cmほど低い。
おチビちゃんと呼べる 資格は確かにあった。
なのに、今疲れてる 私に言うなんて・・・
ストレスで重くなった 体を持ち起こし、
スカートについた 砂を払い落とす。
○○.
その時一瞬だけ、
息が切れながら 跪く誰かが、
私を見ていた 様な気がした ——
- 有名同士の三角関係____ 5 -
- 終わり -
コメント
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ぐうぇぇぇぇ好きすぎるンゴ いやぁぁぁじぇひょんに助けてやろうか?って言われたい人生だった((
私チビだから呼んで(((殴