TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

本当はいじめなんて…(7)

一覧ページ

「本当はいじめなんて…(7)」のメインビジュアル

本当はいじめなんて…(7)

1 - 本当はいじめなんて…(7)

♥

109

2018年10月28日

シェアするシェアする
報告する

夏休みがあけたある日

転入生が来た

雪先生

雪先生

では、入ってください❗

秋本江美

秋本江美

東京から来ました…、秋本江美(あきもとえみ)です…

秋本江美

よろしくお願いします😅

二ノ瀬美鈴

よろぴく❗

片桐紗香

よろしく😅

美魅(みみ)の提案で

転入生をいじめよう

と言うことになった

他の皆はしぶしぶ賛成していた

私も、仕方なく賛成した

これがいけなかった

転入生は傷つきやすいタイプでは無かったが、苦しんでいるようには見えた

この間

美魅が私にトイレに行ったら

江美さんの悪口を言うから

「そう言えば美魅、新しく来た子と仲良くなれたの?」と聞いてほしいと言われた

だから、あの時

片桐紗香

片桐紗香

そー言えば美魅、新しく来た子と、仲良くなれたの?

と言ってしまった

七瀬美魅

えー…、別にあの子と仲良くなんてしないしwww

片桐紗香

マジか!!

片桐紗香

容赦ないね😃

七瀬美魅

だって、騙されるほうが悪いんだよ😉

七瀬美魅

仲良くしようねって言うだけで皆私にいちころだよwww

七瀬美魅

あんなの、嘘なのにね~www

片桐紗香

あははwww

七瀬美魅

私には、貴方がいれば大丈夫だから✨

片桐紗香

ありがとう😆💕✨

本当はこんなことしたくはなかった

傷つけたくなかった

でも

美魅は

初めてできた

私の

友達

だから、従うしかなかった

しばらくして、転入生は学校に来なくなった

いわゆる、不登校と言うやつだ

その日

私は、美魅に

七瀬美魅

どんな手を使っても良いから、転入生を登校させて❗

と言われた

私は、それを断った

いじめるために登校させて欲しいだなんて、そんな酷いことは出来ない

やっといじめから解放された江美さんが可哀想だ

でも、確かにまた学校には来てほしかった

仲良くしたかった

だから、江美さんのお家を調べて

訪問することにした

ピーンポーン

呼び鈴がり、しばらくして江美さんが出てきた

秋本江美

秋本江美

はーい(。・_・。)ノ

私は唐突に

片桐紗香

あ、あの……。

片桐紗香

い、いじめの件だけど……、

その瞬間、江美さんは自分を守るようにしゃがみこんだ。

秋本江美

ヒッ!!

こんなになるまで傷つけた自分を許そうだなんて思えなかった

片桐紗香

あっ…、

片桐紗香

怖がらないで、

今の自分に言えること、それは、ごめんの一言だけでは許されない重い罪を償うことだった

誠心誠意気持ちを込めて謝って、この心のわだかまりをずっと心にひめたまま生きていくことだ。

死ぬまで、ずっと

この子と、友達になれば、この子の気持ちが少しは晴れると思った。

でも、それでも私たちのしたことは記憶のなかに残り続ける

いじめダメ❗

絶対に❗

昔、小学生のときに先生が言っていたことだ

それを私達は今、理解しなおしていかなければならない

親に怒られてもいい

私達は、それだけの事をしたから…

そして、これをバネに、2度と同じことはしないとこの日心で誓った。

この作品はいかがでしたか?

109

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚