『輝く君と私－2』

in India🇮🇳 Side Mika

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ﾌﾟｯﾌﾟｰ

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ﾌﾞｲｰﾝ

in Japan🇯🇵 Side Syun

ﾌﾟﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

ﾂｰﾂｰ

ｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾁｬ

ｺﾂｺﾂ

ﾋﾟｰﾋﾟｰ

それからアラムさんの家での生活が始まった

アラムさんと過ごす中で楽しい事も沢山あった

でも...それでも

私の頭から心から

瞬を離すことが出来なかった

「瞬どうしてるかな？」

「ちゃんとご飯食べてるかな？」

「撮影どうかな？」

気付けば「瞬･瞬･瞬」と頭の中を リピートしてる

丁度インドへ来て２ヶ月

瞬の広島撮影が 終わった頃だろう

瞬はちゃんと家に 帰ってきたのだろうか

広島で可愛い女の子と過ごしてるのだろうか

もう別れたも同然の相手の事を思う私

(早く諦めなきゃ)

(瞬とは何も無かったんだ...)

(早く...早く！)

何故こんなに苦しい思いをしなければならないのか

私には何も...分からない...

今日もアラムさんと夕飯のお買い物

地味に楽しみな時間

アラムさん料理上手いからな

今日は何かな

ﾀｯﾀｯﾀｯ

誰かランニングしてるんだ

頑張れ！ 思っていたら－

「未華！」

そこには息を切らした瞬がいた

何で？何で？

理解が出来ず混乱してると

瞬が指さしたのは－

私達は人目を気にせず怒鳴り合っていた

するとアラムさんが－

それから私達は無言でアラムさんの家へ向かった

瞬が無言でアラムさんを睨み付けながら歩いているのを知らぬまま...

続