このお話は血表現などが
出てくるので苦手な方は
見ないことをおすすめします
辰哉side
俺の恋人は一人でなんでも
やろうとしちゃう
家事もできて掃除もできる
顔も良くて性格もいい
これ以上にすごい人はいないんじゃないかってくらい
辰哉
だてさーん
涼太
んー?
辰哉
ちょっとくらい休憩したら?
涼太
大丈夫大丈夫
涼太
俺がやりたくてやってるから
辰哉
少しは休みなね?
涼太
はいはーい
AM3時
辰哉
あれっ、まだ起きてんの…?
涼太
あー、ごめん起こしちゃった?
辰哉
うんん、トイレ
涼太
もう少ししたら寝るから…
辰哉
てか、ずーーっとパソコン触って何してるの?
涼太
…なんでもないよニコッ
辰哉
…そっか
辰哉
なんかあったら起こしてね
涼太
うん…
この時に俺が気づいてればよかったのかもしんない…
翌日
辰哉
ただいま〜
辰哉
だてさーん?
水の音聞こえるしお風呂場かな…?
ー1時間後ー
辰哉
…長くね?
辰哉
だてさー…っ!?
涼太
ふっ、かっ…
辰哉
な、なにこれ…
俺が見た景色は
白かったお風呂場のタイルが
全面に赤く染まっているところだった
浴槽にもかかっていて
大量に垂れていた
辰哉
へっ、?
辰哉
りょー、た…?
涼太
…ごめんグスッ
出血場所は涼太の腕から手首だった
辰哉
なにしてんの、?
涼太
ごめっ、ごめんグスッ
俺は涼太から血まみれのカッターを奪う
涼太
返してっ、グスッ
辰哉
涼太、何考えてんの、?
涼太
いいから返してっ!グスッ
辰哉
ギュッ
俺は血まみれの涼太を
気にすることなく抱きしめた
辰哉
なんかあったら
辰哉
起こしてでも言えっていったよな、?
涼太
んっ、グスッ
辰哉
涼太はいつも一人で抱え込みすぎ
辰哉
俺に助けを求めてよ
辰哉
俺涼太の恋人だよ?
涼太
ごめんっ、ごめんなさいっグスッ
辰哉
りょーたっ、
涼太
んっ、グスッ
涼太
うっ、グスッ
涼太
助けてっグスッ
辰哉
よく言えました
辰哉
何があった?
涼太
ファン、レターとか、グスッ
涼太
届いてたっグスッ
辰哉
うん
涼太
うれしいなっておもって、グスッ
涼太
中開けたらっ、グスッ
涼太
画鋲の山っ、、グスッ
辰哉
…え。
涼太
それが、毎日っ、グスッ
涼太
そして、ネットでも、グスッ
涼太
テレビに出るたんびに、グスッ
涼太
悪口書かれたっグスッ
涼太
ブスっ、とかっグスッ
涼太
いらないっ、とかっグスッ
涼太
もっ、むりっグスッ
涼太
こわいっ、グスッ
涼太
助けてっ…グスッ
辰哉
りょーた…
辰哉
よく頑張ったねナデナデ
辰哉
もう、我慢しなくていいんだよ?
辰哉
涼太はかっこよすぎて、
辰哉
俺でも直視できないくらいの
辰哉
イケメン
辰哉
そして、今の涼太があるのは
辰哉
今までの努力があったからだよ?
辰哉
頑張ってくれてありがとっ
涼太
んっ…グスッ
涼太
ごめっ、たつっ、やグスッ
辰哉
これからは一緒に頑張ろうなナデナデ
涼太
んっグスッ
涼太
がんばるっ、グスッ
涼太
ギュッ
ーENDー