/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
波瑠
波瑠
波瑠の言葉に背筋が凍った
嬉しそうに恭也さんの名前を出す波瑠の姿に
驚いて固まってしまった
波瑠
波瑠
波瑠が私に連絡をくれたのは
恭也さんに頼まれたから
私に会いたかったからじゃない
会いたいと言う気持ちも少しはあったのかもしれない
だけど……
愛紗
愛紗
波瑠
波瑠
波瑠の顔から笑顔が消える
波瑠
愛紗
愛紗
波瑠
愛紗
こんなにも必死になるのは
波瑠もまだ恭也さんのことが好きだから
波瑠が恭也さんと出会ったのは
職場の先輩が企画した飲み会だった
その先輩が恭也さんと大学の同期で
たまたまそこに波瑠は呼ばれて参加し
波瑠
恭也
その飲み会で二人は意気投合
色んな話をするうちに
波瑠は恭也さんに恋をした
紳士的で優しくて
波瑠にとって恭也さんは理想の男性だった
その後、恭也さんと親友の飛鳥さん
そして波瑠と私の四人で遊園地に行くことになり
二人はそこで私と飛鳥さんをくっつけようと画策
迎えた当日
波瑠
波瑠
愛紗
恭也
恭也
この時の恭也さんの態度に
飛鳥さんは直ぐに何かを察し
波瑠もそれに少しだけ気づいてしまった
波瑠
飛鳥
愛紗
恭也
恭也
波瑠
波瑠
その後、強引な飛鳥さんの策略で
私は恭也さんと二人きりにされてしまい
観覧車のゴンドラの中
初めて会った人と二人きり
何を話せばいいかもわからず
恭也
恭也
愛紗
結構ぎこちないやり取りになってしまった
緊張もしていたから自分のことで精一杯で
愛紗
でも次第に恭也さんの優しさに惹かれていき
私も恭也さんのことを好きになった
波瑠が心の中で泣いていたことにも気づかずに
波瑠の気持ちを察することができなかった
愛紗
愛紗
愛紗
波瑠
波瑠
波瑠
波瑠
波瑠
愛紗
愛紗
恭也さんとよりを戻すつもりはない
会いたいとも思わない
どんな謝罪の言葉を言われても
恭也さんが私にしたことは消えないから
それにもう
私は丈ちゃんと付き合っている
愛紗
愛紗
波瑠
波瑠
もうその話は聞きたくない
愛紗
波瑠
私の言葉を遮るように立ち上がる
嫌な予感がする
波瑠
波瑠
愛紗
波瑠には喜んでほしかった
高校の時みたいに
丈ちゃんとのことを「よかったね」って……
でもそんな思いは届かない
波瑠
波瑠
波瑠
波瑠は今でも恭也さんが好きだから
私と恭也さんを復縁させたかった
好きな人の幸せを願う気持ちはわかる
でも……
私の気持ちはどうでもいいの？
波瑠
波瑠
限界だった
愛紗
愛紗
そのままカフェを飛び出した
波瑠
波瑠は二年前と全く変わっていなかった
全く意味のない謝罪
最後まで自己中心的な言動
会わなければよかった
こんなことになるならもう……
愛紗
恭也
愛紗
聞き覚えのある声に全身が震える
恭也
愛紗
恐れていたことが起きた
これが波瑠の目的だったんだ
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ