yuan
あの後
突然飛び出したetoさんと
追いかけに行ったjpapaが帰ってきた
2人とも、特にetoさんは
申し訳なさそうに笑って
少し話したあと
もう遅いからとみんな部屋に戻った
もう大体の人が寝たであろう
午前2時
俺は1人、部屋の中で狼狽えている
理由は、あの時のetoさんの
なにかに怯えて苦しんでいるような
そんな表情
帰ってきた時には少し治ってたけど
それでもまだ何か隠しているような なにか起きそうな
そんないやな予感がして
全く眠れない
yuan
yuan
みんなを起こさないよう
なるべく静かに階段を降りると
その先のリビングのソファに
体育座りで座るetoさんがいた
yuan
eto
eto
yuan
yuan
eto
eto
yuan
eto
yuan
yuan
eto
yuan
eto
yuan
eto
eto
eto
yuan
eto
yuan
yuan
eto
yuan
eto
yuan
苦しそうな顔を
良くするようになったし
急に飛び出したり、
帰ってきた時、目が赤かったり
eto
eto
yuan
yuan
yuan
eto
eto
あぁ、やっぱりだ
etoさんはよく嘘をつく
誰にも心配かけないように
絶対に1人で抱えようとする
そして嘘をつく時には必ず
「大丈夫」だって言うんだ
yuan
誰にも聞こえないような小さな声
eto
yuan
yuan
eto
yuan
yuan
eto
本当は聞きたい
それでも聞けない
etoさんが知られたくないことを
無理やり聞き出すのは、嫌だ、
喉につっかえた言葉を呑み込んで
リビングを後にした
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