サジタリウスの矢

日本 EEZ(排他的経済水域)最西部 尖閣諸島近海

海上自衛隊 ‪”‬もがみ‪”‬型護衛艦 1番艦 最新鋭 護衛艦《もがみ》

護衛艦もがみ 艦長 浦部 利昌(としまさ) 一等海佐

護衛艦 もがみ 戦術長 姫路 愛雪(めゆき) 一等海尉

もがみのCIC中央モニターに後方の映像が映し出される。

利昌は椅子の横に取り付けてあった無線機を取り応じる。

利昌は無線機を椅子の横にかける。

もがみは速力上げる。

護衛艦 摩耶 CIC

摩耶も速力を上げる。

その時、レーダーに反応がある。

北嶋は立ち上がり彩沙のレーダーを見る。

その時、レーダーに小さな複数の機影が出現する。

摩耶から5発のミサイルが発射される。同時に、もがみからも5発のミサイルが発射される。

レーダーから10この複数の小さな機影が消える。

摩耶はもがみから距離をとる。

摩耶の右舷から1本の長魚雷が発射される。彩沙は操作桿のスティックに指の神経を集中させる。

長魚雷は敵空母の真下から出現し空母の機関部に命中する。

敵艦隊は航行不能になった空母を各船がワイヤーで繋ぎ海域を去ろうとするのであった。