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ドアの向こう

私の兄は小学校でいじめにあって以来 20年以上自分の部屋に引きこもっている

20年続くドア越しのメモのやり取り

でもある日そんなこと言って居られない事態が訪れた

女の子

お兄ちゃん!!聞いて!!覆面の通り魔が逃走中だって!この近所!

女の子

窓閉めて!鍵閉めて!お願い返事して!!

わ…わかった

20年ぶりに聞く兄の声はすっかり大人の声だった

ドアの向こう

小学校のから20年も経てば、顔も声もすっかり変わってしまう。

その間、見聞きすることもなければ、家族でも誰なのか判断出来ないかもしれない。

覆面で顔を隠した通り魔が、民家に逃げ込み、引きこもりの男性と入れ替わっていたとしても…

ドアの向こうにいるのが兄なのか犯人なのか、家族にも分からない。

絶叫マシン

女の子

こ…このジェットコースターめちゃくちゃ怖かったよぉ

女の子

だから来るの嫌だったのに怖くないよなんて嘘ばっかり

女の子

最後に落ちるとこなんて怖すぎて気絶だったよ

女の子

どうやって降りたのか覚えてないもん

女の子

ねえ 聞いてるの?

女の子

みんなも泣くほど怖かったんじゃん〜

絶叫マシン

友人達に押し切られて苦手なジェットコースターに乗り、どうやって降りたのかも覚えてないほど恐怖を感じた少女。

ガタン、と落ちたのは演出ではなく本当の事故。

どうやって降りたのか分からないのは、その時に少女は事故死したから。

事故のショックと罪悪感でなく友人たちにいくら話しかけても返答はない。

意味がわかると怖い日常

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