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イーサン

......

イーサン

眠い...

カ.....カチッ......カチ...

灯りが点滅している

イーサン

灯りが

イーサン

もう電気がないのか

カ.......カチ...カチカチカチ...

灯り、モニターの画面が消えた

ソファから立ち上がる

イーサン

最悪だ

イーサン

停電か

プレッパー

ああ、くそ。

プレッパー

発電機を起動しに行ってくれないか?

プレッパー

もしかしたら点くかもしれない。

トイレにある発電機を起動させる

ブゥウウゥゥ...

イーサン

駄目みたいです

プレッパー

......

プレッパー

なら、発電機の燃料が無くなったってことだな。

プレッパー

すまないが、ヴィクラムという男のもとへ行ってきてほしい。

プレッパー

ヴィクラムはガソリンスタンドを経営している。

プレッパー

前にスーパーへ行っただろ?

イーサン

はい

プレッパー

あそこをさらに北へ行くと、ガソリンスタンドがある。

プレッパー

ガソリンスタンドはでかいからすぐ分かるはずさ。

プレッパー

ヴィクラムはそこに立て込もって、生存者に燃料を売ってる。

プレッパー

彼とは友達でね。

プレッパー

私に言われて来た、と言えばいい。

イーサン

((他にも生存者が))

イーサン

...分かりました

プレッパー

よし、頼むぞ。

ボックスの前にて

イーサン

((武器は今のままでいいか))

ガチャッ(ドアを開ける音)

ギギ...ギ...(シャッターが上がる音)

ヴ...ゥヴアアゥヴ(ゾンビの声)

ガチャリッ

コツ、コツ、コツ(歩く音)

外に出て、スーパーから少し北へ行ったところにて

プレッパー

前に公園が見えるだろ。

プレッパー

ガソリンスタンドはそのすぐ先だ。

イーサン

((この付近はマップが更新されてないな))

イーサン

((道中でジャンクションボックスも探さないと))

ゾンビ(一般男性?)2体

ヴァアアヴ!!

公園の中からゾンビが来る

イーサン

((ゾンビ...))

バットを構える

ピッ、ピッ、ピッ、ピッ

イーサン

ん?

どこからか音が鳴るが、やがて音は小刻みに鳴り出す

ピピピピピピピピピ''ピ''!!

ゾンビ(一般男性?)2体

ギィアヴォア!!

よく見ると、ゾンビの足元に赤色の光が点滅している

イーサン

まずい、嫌な予感が(公園から離れながら)

''バゴオオオオオオオン''!!!

イーサン

!!!

豪快な音とともに大爆発が起こる

ゾンビの肉体は粉々に砕け散る

イーサン

ゲホッゲホッ!

イーサン

ぁああ...砂が

イーサン

くそ...

プレッパー

おい、無事か?

イーサン

...大丈夫ですよ

プレッパー

なら、よかった。

プレッパー

足元に注意するんだ。

プレッパー

誰かが地雷を設置したようだ。

プレッパー

絶対に引っ掛からないようにしろ。

プレッパー

だが、今の音でゾンビが集まってくるから、

プレッパー

そんなにゆっくりはしていられないぞ。

イーサン

((そうだよな...))

イーサン

((早くここを越えないと))

公園内にて

慎重に歩を進める...

イーサン

あそこにもあるな

目を凝らしてよく見ると、小さな赤い光が見える

イーサン

意外と見分けられるもんだな

公園から出ようとしたとき...

イーサン

見えた分だけでいうと、7つはあるな

イーサン

((恐ろしい生存者もいたもんだ))

ヴヴァアアヴ!!(ゾンビの声)

後ろからゾンビが何体か向かってくる

イーサン

さっきの音で来たのか

ゾンビ(一般男性?)3体程

アヴァアアヴ!

発煙筒を地雷の近くに投げる

イーサン

((さよなら))

ゾンビ(一般男性?)3体程

ヴァアヴォヴ...(発煙筒に向かいながら)

''ピ''ッピッピピピ''ピ''ピピピ''ピ''!

バゴゴオオオオオオオン!!!

イーサン

あれが、そうか

ガソリンスタンドが見える

イーサン

けど

イーサン

ゾンビが多い...

ゾンビ15体

ギァアィヴヴェ...

ゾンビ(変異体)2体

グヴヴゥ...

イーサン

((あいつもいるのか))

イーサン

((全部を掻い潜っていくのは無理だ))

イーサン

((どうするか...))

プレッパー

ゾンビが多いな。

プレッパー

C4爆弾を使うのはどうだ?

イーサン

いや、でも

イーサン

爆発で回りの建物とかが崩れるとかは...

プレッパー

いや、それくらいの大きさならそんな広範囲に爆発はしない。

プレッパー

作戦としては、

プレッパー

発煙筒でおびき寄せてから、

プレッパー

集まっているところにそれを投げて、

プレッパー

リモコンで起動させ、1発でズドーン!だ。

イーサン

なるほど...

とは言ったものの、とてつもない恐怖がイーサンを襲い、体を動けなくさせていた

プレッパー

どうした?

イーサン

........

プレッパー

恐いのはよく分かるさ。

プレッパー

それに、どうして行かなくちゃいけないんだって思ってるかもしれないが、

プレッパー

私のところの電力ももうすぐで底を尽きる。

プレッパー

そうなれば、私も君も生き残ることが難しくなる。

プレッパー

頼む。君にしか出来ないことなんだ。

イーサン

......

イーサン

((はぁ...))(深呼吸をしながら)

イーサン

((やるしか...))

イーサン

((やるしかないんだよな))

そう自分に言い聞かせ、体を奮い立たせる

イーサン

やります

ゾンビ計17体

ギィアアヴ...グァアヴヴ...

イーサン

((どこに投げるか...))

1本の道路にある1台の車に目がとまる

イーサン

((あの車の辺りに...))

シュッ...(発煙筒を投げる音)

発煙筒からは淡い赤色の光が出ている

ゾンビ15体

ヴヴゥゥゥ...(光に向かいながら)

ゾンビ(変異体)2体

グゥア

イーサン

(耳を塞ぐ)

ゾンビ(変異体)2体

''グ''ヴァアギィヴア''ア''アア''!!(光に向かいながら)

ガソリンスタンド内にある家の窓から人影が見える

イーサン

.....(人影を見ている)

イーサン

((いや、それよりも))

ゾンビの近くにC4を投げ入れる

イーサン

(ポチッ)

ピッ

''ボ''ガガア''ア''アアア''ン''!!!

ゾンビ計17体

ギアアエアアアエアア

車の硝子とゾンビの肉体があちこちに勢いよく飛び散る

イーサン

うっ...

イーサン

気持ち悪い...

イーサン

イーサン

''あ''あ''、はぁ...

イーサン

(爆発跡地と窓の方を見る)

もう窓には人はいないようだった

ゾンビ(変異体)が1体、微かに動いているのが見える

イーサン

なんて奴だ

イーサン

下半身はないのにまだ動けるのか

ゾンビ(変異体)

''ア''アア''ア''ヴヴ

イーサン

((見とれてる場合じゃないな))

イーサン

((今の音で奴らが来る))

ガソリンスタンド内の家に向かう

家の回りには頑丈なフェンスが並んでいる

イーサン

((ゾンビに対抗するためか))

イーサン

((中に入るためには..))

回りを1周し、入り口の鍵が開いていることに気付き、中に入る

トントン..(ノック音)

イーサン

あの、すみません

ガッ、ガチャッ

ヴィクラム

早く中に入りなさい

ヴィクラム

中は安全だ

ヴィクラム

さあ、そこの椅子に座って

椅子に座る

ヴィクラムは銃を持っており、

見た目は50代なかばで肥満体型に見える

ヴィクラム

なあ、外はどうだった?

イーサン

...ゾンビでいっぱいでしたよ

イーサン

...ここへ来るために

イーサン

全員倒してきたところです

イーサン

けど、音のせいでまた奴らが

ヴィクラム

いや、いいんだ

ヴィクラム

泣かなくていい...

ヴィクラム

そう、君の...

ヴィクラム

君のせイじゃない、安心して...

イーサン

イーサン

あ、あの

イーサン

話しは変わるのですが、

イーサンはプレッパーに言われて来たことと、ガソリンを貰いにきたことを言った

ヴィクラム

あ...

ヴィクラム

ああ、なるホど

ヴィクラム

君はプレッパーの仲間か

トントントントントン

見た目が小学生くらいの男の子が階段を下りてきた

ヴィクラムの息子

...(イーサンを見ている)

ヴィクラムの息子

だ、誰...

ヴィクラム

ああ..大丈夫だよ

ヴィクラム

怖ガらないで..

ヴィクラム

お客さんだよ

ヴィクラムの息子とイーサンは軽く挨拶を交わす

ヴィクラム

で、どうしタんだケビン?

ケビン(ヴィクラムの息子)

ちょっと手伝ってほしいから、

ケビン(ヴィクラムの息子)

2階に来てよ

ヴィクラム

ああ..待っテなさい

ヴィクラム

すぐに行くカら

ケビンは2階に上がっていった

ヴィクラム

で、確かガソリンがイるんだったね...

イーサン

はい

ヴィクラム

抗生...

ヴィクラム

抗生物質をくレタら...あげるよ

イーサン

((抗生物質..))

トントントントン

ケビン(ヴィクラムの息子)

ねえ、パパ

ケビン(ヴィクラムの息子)

早く来てよ

ヴィクラム

!?

ヴィクラム

だ、誰だ?!(立ち上がりながら)

息子をどコヘやった?!

ヴィクラムは鬼のような形相でイーサンに銃をかまえている

イーサン

?!

ケビン(ヴィクラムの息子)

パパなにしてるの!(ヴィクラムに駆け寄りながら)

ケビン(ヴィクラムの息子)

ねえ!パパ!

ケビン(ヴィクラムの息子)

こんなことやめてよ!

イーサン

待っ、

イーサン

ちょっと、落ち着いてくださいよ!

ヴィクラム

早く...

出テいけえエ!!

バン!!(銃声

イーサン

?!

弾はイーサンの横を通った

タッタッタッタッタッタ

イーサンは慌てて家から出る

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