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『ユウマの遺書』

第1話 - 『ユウマの遺書』

2024年10月06日

#俺クロ

#遺書

#黒神ユウマ

奈央　1ヶ月ツンデレ＆堕天使化

奈央

あの本当に申し訳ないんですけど

奈央

雑談部屋で言ってた物語をチャットの方でやることになりました

奈央

何でかと言いますと、完っ全にこっちに慣れてノベルの方じゃ書きにくくなってるからです

奈央

今日はちょっと重い系です

奈央

それでは、どぞ

ハカ

ｶﾞﾁｬｯ）ユウマ…どこに行ったんだろう‥

数日前にユウマが行方不明になった

ミレイさんやパパたちも探してるけど、見つからない

ある日、私は何かヒントがないかなと思い、ユウマの部屋に入った

そして何気なくユウマの机の引き出しを開けた

すると、中には手紙が入っていた

私は興味本位で手紙を開いた

「何かあるのかもしれない」っと思ったから

でも、その手紙の中には衝撃的なことが書かれていた

『ハカ』

『今、この手紙を読んでいるということは、俺はもうこの世にはいない』

ハカ

え…？

『俺が行方不明になった日、自殺をしたからだ』

『何故かはハカが一番わかってるだろう？』

中身の口調とは裏腹に、手紙の内容は残酷なものだった

『この手紙は、遺書のような、謝罪と感謝の手紙だ』

『頼りなくてごめん』

『隠し事なんかしててごめん』

『何も言わずにいなくなってごめん』

『だけど、これがせめてもの俺の罪滅ぼしだ』

『…俺なんかといてくれてありがとう』

『いつも傍に居てくれてありがとう』

『でも、俺なんかといてもハカが辛い思いをするだけだったから』

『だから俺は、誰にも言わずにこの世を去った』

『でも、かえって辛い思いさせちまったよな』

『申し訳ないことをしたのは分かってる』

『でも、ハカに被害が行かないようにするにはこうするしかなかったんだ』

『先に逝っちまうことを許してくれ』

『でも、姉貴の晴れ姿とかハカの成人も見たかったなぁ』

『それだけが、死んでからの気掛かりだ』

『ハカ、俺からお願いがある』

『姉貴の傍に居てやってくれ』

『俺がいなくなっても、姉貴のことを一番に考えてくれ』

『最後に』

『今まで迷惑掛けてごめん』

『ハカが強くなって憑从影を殲滅するところを見ている』

『姿は見えなくても、俺はずっとハカ達の傍に居る』

『だから、俺のことは気にしないでくれ』

『今までありがとう』

『ユウマ』

ハカ

ﾎﾟﾀ…ﾎﾟﾀ…

気づいたら、手紙が涙で濡れていた

ハカ

なんで…なんで言ってくれなかったのぉ…（涙

ハカ

ボケナスぅ…（涙

私はただ、手紙を握ったまま泣くことしかできなかった

ユウマのことを気づけなかった自分が情けなくて

私が泣いていると

ガチャ

ミレイ

ハカちゃ…どうしたの‥！？

ハカ

み、ミレイ…さｯ…（涙

ユウマを探しに行っていたミレイさんが帰ってきた

私がいなくて、家中を見て回っていたらしい

ミレイ

それって…

ハカ

ミレイさん…ユウマが…（涙

私はミレイさんに、その手紙を渡した

ミレイ

え…？（涙

ミレイ

嘘…でしょ…？（涙

ハカ

（首を横に振る

ミレイ

そん…な…（涙（ﾄﾞｻｯ

ミレイさんは膝から崩れ落ちて、床にうずくまって泣いていた

マキちゃんも憑从影に殺されて、ユウマは自殺をして

ミレイさんのショックは私以上に大きかったと思う

ミレイ

ユウマ…なんで‥なんで…（涙

ハカ

…ミレイさん

ミレイ

、？（涙

ハカ

…ユウマは私達のためにいなくなった

ハカ

私達は、その期待に応えなきゃいけないんです…（無理やり笑顔を作る

ハカ

だから…

ミレイ

…そうね（泣き笑い

ミレイ

ユウマも…見てるもんね…

ハカ

はい…！

ミレイ

私は父さんたちに話してくる

ハカ

私も行きます

ユウマ

（ごめんな…ありがとう

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3件

( ߹ㅁ߹)ｶﾅｼｲ

奈央　1ヶ月ツンデレ＆堕天使化

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