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西畑大吾side

D N.

なぁ…あの、さ

K N.

どうしました?

D N.

や…、あの…、

D N.

あんたらいつまでここに居座る気なん、?笑

K O.

まぁまぁいいやん!
減るもんやないし、

D N.

あんたは何の話をしてるん?笑

D N.

……お昼来てから、5時間ほど経ちました、

J F.

やからなんや?

D N.

え、

数時間前、俺の家に来た親友6人。 元々大学で同じサークルに入っていて、仲が良かった。 後輩の謙杜、みっちー、恭平も去年新社会人として社会に出て、 今は俺たちそれぞれ別の仕事に就いている。 顔を合わせる機会があまりないからという理由で、 一ヶ月に一回の頻度で、誰かの家に集まることになった。 んで、今回は俺の家にみんなが集まっている。

R O.

大ちゃん!
今日泊まらせて!お願い!

D N.

あー…、

K N.

まぁ…夜も遅いですしね、笑

S M.

大吾くん!
俺たちも……、

年下の4人から、尊敬の目を向けられる。 俺…、この目弱いねんけど……、笑 やから、

D N.

ん〜、しゃーなしな、?笑

K T.

やった〜!
大吾くん神っす!あざっす!!

おっけーしてしまう。 みんなといるのは楽しい。 だから、別にいいかなって思ったりして笑

K O.

あ…、

K T.

どうしました、?

K O.

これ、

そう言って、はっすんがスマホの画面を見せてくる。

D N.

“星空神社の都市伝説”……、

S M.

すぐそこやないですか!

都市伝説というのは、こういうものだった…、

“星空神社”にある白色の鳥居を、真夜中の12時ぴったりに潜ることで、 “あっちの世界”に行ける…というもの、

ただし戻ってくるのは、非常に困難で 戻ってくるには、向こうにある“ある条件”をクリアしなければならない。

条件をクリアしない限り…、 あっちの世界からは二度と出れないという、

D N.

……、

文章の書き方からも、 ただの噂ではないことが伝わってくる。 なのに...、

K N.

え、行きたい!!

K T.

ちょっと、興味あります笑

R O.

え〜…怖いなぁ、

S M.

大丈夫ですよ!大吾くん居ますし!

J F.

な?大吾、

D N.

…え、?

こいつら……、 何行く流れになっとるん、?

K O.

大ちゃん、?

J F.

行く…よな、?

6人もの人間から見つめられると、 いくら親友でも、無言の圧というものは感じるもので……、

D N.

お、おん!
もちろん!

頷いてしまった。

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