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主
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主
今回の設定です
らお
たちばな
にしき
だいきり
やなと
おさでぃ
ゆた
おにぃちゃんたちは珍しく“総出”で活動していた
・買い出し ・庭の手入れ ・大掃除の続き ・ゆたの教材探し ・学校や仕事の準備 ・壊れていた棚の修理
普段は得意分野ごとに分担するのに
今日はなぜか全員があちこちで動き回っていて
夕方頃には明らかに“電池切れ状態”だった
夕暮れが差し込むリビング
ゆたが扉を開けた瞬間
らお → ソファで前のめりに座ったまま半目
たちばな → カーペットに毛布をかぶって丸まってる
にしき → 本を開いたままめくり途中で固まってる
だいきり → クッションに顔を埋めてぐったり
やなと → だいきりの横でも同じ体勢でぐったりしている
おさでぃ → テーブルに突っ伏して静止
ゆた
ゆた
らおが強がったように顔を上げる
らお
たちばな
たちばな
にしき
無言で頷いて寝落ちしかける
だいきり
やなと
おさでぃ
おさでぃ
ゆたは呆れながらも嬉しそうに笑う
ゆた
ゆた
その言葉が効いたのか
兄たちは一斉に脱力し次々と眠り始めた
兄たちが全員ぐっすり寝てから五分後
リビングの窓から夜の空気が入り少し肌寒い
ゆたは自分の膝を抱えながら
寝顔を眺めていたがあることに気づく
ゆた
兄たちはぐっすり眠っているのに
全員肌寒そう
ゆたは立ち上がり
小さな足音で廊下を歩いて毛布を取ってくる
その姿はまるで小さな“世話焼き天使”
まずは長男:らお
いつも頼れるおにぃちゃんなのに
眠っているときは肩の力が抜けて
静かでやさしい顔
ゆた
背伸びしてそっと毛布を胸のあたりにかける
次男:たちばな
完全に丸まっていて
まるで猫みたい
ゆた
毛布をかけるとたちばなが寝ぼけ声で
たちばな
と言ってゆたは一瞬固まる
寝ぼけてても優しい……!
三男:にしき
にしきは本を持ったまま眠っていて
ゆたは本にしおりを挟んでから閉じて胸の上に置く
ゆた
呼吸が小さすぎてゆたは思わず
鼻の前に手を近づける
ちゃんと息をしていることを確認して
ほっと息をつく
四男:だいきり
寝相が豪快で毛布がかけづらい
ゆた
ゆたは腕を伸ばしてなんとか毛布をかける
五男:やなと
だいきりの横で同じポーズで寝ている
ゆた
ゆた
毛布をかけると
やなとは寝ぼけてゆたの袖をつまんだ
やなと
ゆた
最後は六男:おさでぃ
おさでぃはテーブルに突っ伏したまま寝ている
ゆた
ゆたはそっとおさでぃの肩を押して
ソファの方へ誘導する……が
力が足りず動かない
ゆた
見かねたにしき(寝ぼけてる)が少し体を起こし
ゆるりと手伝ってくれた
にしき
ゆた
毛布をかけるとおさでぃの眉がほぐれた
兄たちが全員眠り
部屋は静かで
でも不思議な安心感があった
ゆたは小さなクッションに座って
兄たちの寝息をBGMにしてぼーっとする
ゆたは誰も起こさずに
兄たちの寝顔を何度も見てしまう
ゆた
らおの手がソファから落ちていたので直し
たちばなの毛布がずれたので直し
だいきりの枕を引き直し
やなとの身体が冷えないように布団をかけ直したり
にしきの本を棚に戻して
おさでぃの髪が顔にかかっていたのでそっと払う
小さな動きだけど全部“愛”がこもっていた
静かな部屋
外では虫が鳴いている
ゆたは足を抱えたままコクリコクリと
眠たそうにしている
ゆた
頑張るけど限界はゆっくり近づいてくる
視界がぼやけ身体がぽかぽかしてきて
そのままゆたは 兄たちの真ん中に
倒れ込むようにして 小さく丸まった
ゆた
すると
たちばなが寝ぼけてゆたの肩を引き寄せ
やなとが足元にくっついて温め
だいきりがゆたの頭に腕を回し
にしきが自分の毛布をなおし
らおがその他の毛布をかけ直す
おさでぃがゆたの髪をなでる(完全寝ぼけて)
全員無意識なのにゆたを真ん中にして
自然と包み込む形になる
その光景は家族の“安心”そのものだった
最初に目覚めたのはらお
日の光がカーテンから差し込み
らお
ゆたが自分の胸に寄りかかって眠っているのを見て
らおの表情が柔らかくなる
次にたちばなが目を開け
ゆたが自分の腕に抱かれていると気づく
たちばな
にしきも静かに起き
他の兄たちもゆっくり起きていく
兄たちは毛布の状態やゆたの位置
たちばなの手の温もりを見て気づく
おさでぃ
だいきり
やなと
たちばな
にしき
らおがゆたの髪を撫でながらそっと呟く
らお
らお
ゆたはまだ寝ていて
幸せそうな表情を浮かべていた
ゆたが見守った夜は
兄たちにとって
一生忘れられない大切な思い出になった
主
主
主
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