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橘靖竜
340
るしゅ
坂田
坂田
倉科
坂田
坂田
坂田
縁
坂田
倉科
倉科
倉科
倉科
倉科
尾崎
尾崎
縁
縁
坂田
坂田
坂田
坂田の言葉をあえて無視するかのように、倉科が口を開く。
倉科
坂田
坂田
坂田
縁
倉科
倉科
縁
こうして、縁達はそれぞれに情報を集めるべく動き出した。
数時間後――。
倉科
ハンドルを握る倉科の隣で、麻田がスマホを取り出す。
麻田
麻田
麻田
麻田
そう言うと、麻田は音声を再生させた。
音声
音声
音声
ノイズ混じりの甲高い声は、男が無理矢理出しているようにも聞こえるし、女が低い声で言ってるようにも聞こえる。
声が妙に震えていて判別はできない。
音声
倉科
麻田
音声
音声
音声
音声
音声
音声
音声がそこで途切れる。
麻田
麻田の言葉を聞いて、込み上げるものがあった。
それは胃液ではなく怒り。
彼女を救うことができなかった、自分へ。
そして、犯人へ。
麻田
倉科
倉科は車を路肩に停めるとハザードを出す。
どうやら、ここで話をしっかり聞いておいたほうが良さそうだ。
麻田
麻田
倉科
麻田
麻田
麻田
麻田
麻田
倉科
倉科
麻田
麻田
倉科
麻田
麻田
この時、倉科の脳裏には坂田の言葉が浮かんでいた。
シンメトリー。
犯人が異常にこだわる左右対称。
麻田
麻田は続いてレシピのコピーを出してくる。
【耳たぶと軟骨のバターソテー】
【バター……適量】 【小麦粉……大さじ1】 【オリーブオイル……適量】 【人肉……400g】
倉科
倉科はぽつりと呟いた。
坂田が言っていた、レシピにも見える犯人の左右対称に対するこだわり。
それが、このレシピからはことごとく感じられない。
小麦粉に関しては、小匙1とすれば、文字数が同数になるのに、わざわざ平仮名で【小さじ1】とある。
倉科
麻田
送ってもらった音声データを改めて再生する。
倉科
麻田
倉科
犯人が最初に口にした料理名は14文字。
しかし、改めてレシピとして書き出されたものでは13文字。
なぜ、今回に限って犯人はシンメトリーを崩したのか。
麻田
倉科
倉科
倉科はそう言うと、車を発車させた。
遺体の解剖に携わるプロフェッショナルに意見を聞くために。