サキャーダ
アルファ
咄嗟に出る言葉は言い慣れている言葉じゃないか
そんな疑問に蓋をする
アルファ
アルファ
エマ
その日の夜
空が暗く染まったあとに、私は先程の疑問をぶり返す
アルファ
パッと振り返ると、黄色いオーラが目に映る
アルファ
その痕跡を急いで辿る
アルファ
そこにはまだ黄色いオーラが煌びやかに輝いていた
アルファ
そして、乱闘の声が聞こえる
サキャーダ
いつもよりワントーン低いサキャーダの声が耳に響く
アルファ
サキャーダ
サキャーダ
アルファ
サキャーダ
サキャーダ
何故か不意にゾクっとする
サキャーダ
サキャーダ
サキャーダ
サキャーダ
そう言うとサキャーダは黄色いオーラを輝かせ、相手を思いっきり殴る
サキャーダ
ニコッと笑うサキャーダの表情は
いつものとは違う、狂った笑顔だった
サキャーダ
サキャーダ
そう言って1人の胸ぐらを掴んでユラユラと揺らす
サキャーダ
サキャーダ
アルファ
コイツは私のことを知っていたのか?
まだ私には忘れていた記憶があったのか?
そうした疑問が次々に脳内を駆け巡る
吐き気さえ感じられるグロテスクな光景を見て、サキャーダは言う
サキャーダ
アルファ
味方の私でさえそう思うようなサキャーダの全ては
その内全てを片付けると、振り返る
アルファ
サキャーダ
まともに戦って負けることはない
だけど、知りたくない一面を見てしまった気がして
何事もなくまた過ごしたくて
近寄る影に反応することができなかった
そして落ちていた敵の剣を拾い上げ、勢いよく私の首の真横にやる
サキャーダ
サキャーダ
アルファ
一呼吸おいて言う
アルファ
この感覚を知っていた
別に誰だなんてわけじゃなくて
ずっとこうして護られていた気がした
アルファ
アルファ
そう、ずっとだ
サキャーダ
サキャーダ
そうしていつも通り笑うサキャーダを見る
アルファ
アルファ
サキャーダ
サキャーダ
サキャーダ
アルファ
サキャーダ
サキャーダ
サキャーダ
サキャーダ
サキャーダ
アルファ
サキャーダ
サキャーダ
サキャーダ
サキャーダ
アルファ
サキャーダ
サキャーダ
サキャーダ
そう言ってジリジリと距離を近づけると、サキャーダは私を押し倒す
サキャーダ
アルファ
サキャーダ
サキャーダ
サキャーダ
アルファ
アルファ
アルファ
はあ、と息をつきやつを見上げる
アルファ
コメント
3件
いやいや、サキャーダさん怖っ……😱仲間であるアルファさんですら狂ってる、って思うって相当やばい人なのでは……!? ってか、アルファさんをずっと前から知っててずっとアルファさんを護ってた、って……。サキャーダさんって一体何者……🙄🙄