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???

許さない…

???

お前だけは…

???

お前たちだけが幸せに生きるなんて許さない…

高校2年生の冬

私はなにも変わらない、ごく普通な高校生活を送っていた。

はずだった。

ゆい

ふわぁ…

ゆい

(眠いなぁ…授業とかほんとつまらない…)

ゆい

(この先生いつもずっと話してるだけの授業だもんな。ちらほら寝てる子もいるなぁ。)

ゆい

ふわぁ……

ゆい

…ん

ゆい

あれ……?

私はいつの間にか寝てしまっていたらしい

ゆい

授業終わってる…?

ゆい

なんで起こしてくれなかった…の?

ゆい

あれ?みんなは?

辺りを見渡してみるとクラスのみんなや先生は居ない。他のクラスにも人は居ないようであたりはシンと静かだ。

ゆい

外、暗い…なんで?さっきまで授業してたのに…

おかしい。そう思った私は教室を出て誰か居ないか探すことにした。

人の居ない薄暗い廊下は不気味で今にも何かが出そうだった。

ゆい

うぅ…誰かぁ…居ませんかぁ…

勿論、返事は無い

階段の前まで来た時カチ、カチとメトロノームの音が聞こえた。

ゆい

この音…メトロノームだ…!

きっといつものように打楽器の子達が廊下で練習でもしてるのだろうと思って私は階段に足を踏み入れた。

私は吹部の仲間が見えたらなんで起こしてくれなかったのとか、私置いて部活行くなんてひどいとか言おうとか考えていた。

しかし階段をあがった先にあったのは不自然に床に置いてあるメトロノームだけだった。人の気配は無い。

怖くなった私は一旦教室に戻ろうと後ろを向いて階段を降りようとした時

???

許さない…お前も死ね

後ろからそう声が聞こえたかと思うと体が前に傾き私の体は下へと落ちていった。

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