陽菜
(恭介くん。。かっこいいな。好きって言われてみたい。あー。付き合いたい〜!でも、、、)
真央
あはは🤣
恭介
ははっ!
陽菜
きっとあの2人...ハッピーエンドってやつか...
匠
?どうした?
陽菜
ううん。なにもないよ。
匠
...
放課後
匠とのトーク
匠
お前さ、好きな人いんの?
陽菜
なんで?
匠
気になっただけ
陽菜
ふーん。
匠
で、
匠
いんの?
陽菜
いる
匠
じゃあ誰?
陽菜
(言えるわけないじゃん。毎日、毎日、苦しみながら悲しみながら、真央に嫉妬してる自分が嫌になっちゃう。)
陽菜
簡単にさ、
陽菜
そんなこと聞くんじゃないよ...
匠
は?
匠
なんだよそれ。
陽菜
(ごめん。私おかしくなっちゃう。このままだと。恭介くんのせい。真央のせいなんだから!)
次の日
ミク
ねえ!陽菜ー!
陽菜
なに?朝からテンション高いね。ミク
ミク
うふふ🎶
ミク
そうかな?
陽菜
うん。
陽菜
さすがリア充ですね。
陽菜
みてられないよ...
ミク
ちょっとー!
ミク
寝ないでよ!
ミク
陽菜に聞きたいことがあるのに
陽菜
なに?
ミク
ここだけの話。
ミク
匠に聞いたんだけどさ...
陽菜
は?
陽菜
(アイツ!無駄なこといって!あとでとっちめてやる!)
ミク
陽菜
ミク
好きな人...いる、の?
陽菜
いるよ。
ミク
ええー
ミク
やっぱり、恭介でしょ?
陽菜
違う...よ!
ミク
バレバレだよ。
陽菜
っ!
陽菜
でも、私はもう諦めるの。
ミク
え?なんで?なんで?
陽菜
だって...もう無理じゃん。
陽菜
見てればわかるでしょ?
ミク
諦めたらそこで試合終了だよ!
ミク
って誰かさんが言ってたじゃん!
陽菜
そんなの。
陽菜
私はもう終わってるの!
陽菜
私が決めたことなんだから!
ミク
でも、
陽菜
まだ何か?
陽菜
(なんなの。ほんと私、最悪だなー。キツイ言い方になっちゃうし。)
ミク
まだスッキリしないんでしょ?
陽菜
それは...
ミク
それだったら、もうその気持ちハッキリさせなよ!スッキリするよ?
陽菜
なんか、ダジャレみたい笑笑
ミク
笑うことじゃないでしょ?
ミク
ほら!
ミク
告白しな!
陽菜
は?
陽菜
何言ってんの?
陽菜
する気ないしー!
陽菜
(そんなの、振られるに決まってる!嫌だよ。もっと苦しむのは無理。やだ!)
ミク
あんたさ。
ミク
振られるのが怖いんでしょ?
陽菜
は?
ミク
素直になりなよ!
陽菜
(ハッキリ...)
放課後
屋上にて
🎵ほらーあなたにとって大事な人ほどすぐそばにいるの...🎵
恭介
どうしたの?
恭介
屋上なんか呼び出したりして。
陽菜
いや、あの、えっと...
恭介
ゆっくりでいいよ。
恭介
言いたいこといってみて?
陽菜
(やっぱ、優しいや。でもダメ。甘えちゃ...)
陽菜
私さ、
恭介
うん?
陽菜
好きなんだ。
恭介
へ?
陽菜
恭介くんのこと。
陽菜
好きなんだ。
恭介
あ、ありがとう...
陽菜
(あー。スッキリした。)
陽菜
...
恭介
えーと、あの。
陽菜
遠慮しないで
恭介
うん。
恭介
ありがとう。でも、俺...
陽菜
真央
恭介
へ?
陽菜
真央のこと。好きなんでしょ?
恭介
いや、そんな...
陽菜
素直になってよ!
陽菜
ほら!
恭介
...
陽菜
🎵ほらーあなたにとって大事な人ほどすぐそばにいるの🎵
陽菜
でしょ?
恭介
...
陽菜
たーだ
陽菜
あなたにだけ
陽菜
届いてほしい...ひ、びけっ
陽菜
うっ...
陽菜
恋の、う、た。
恭介
陽菜ごめん。
陽菜
ほーら!
陽菜
真央のところ行ってきて!
恭介
...
陽菜
早く!
恭介
っ!
ダッダッダ
陽菜
これで、いいんだよ。ね。
陽菜
失恋だけど、私は。
陽菜
いいんだよね?
陽菜
これから自分磨かないと!