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こちらは3話です
1話からお読みください
白猫
話しておかないことがあるんです。
加々里 美雪
なんですか？
白猫
手先が透けているんですよね
加々里 美雪
はい、まぁ
白猫
死ぬ前の人が天使になると低確率で消えるんですよ
加々里 美雪
そうなんですかー
加々里 美雪
私は死ぬ前じゃなかったので大丈夫ですよね？
白猫
...
加々里 美雪
大丈夫じゃないんですか？！
白猫
はい
加々里 美雪
そんな！
白猫
余命5日です
加々里 美雪
後5日しかないの？
白猫
はい、ですから出来ることがあります
加々里 美雪
なんですか？
白猫
5日だけ人間になれます
加々里 美雪
本当ですか？！
白猫
はい、そうするように言われてるので
加々里 美雪
今してもらえますか？！
白猫
はい！
ﾊﾟｧｧｧｱ
加々里 美雪
うぅっ...
加々里 美雪
私の家？
白猫
そうですよ
白猫
朝になったんですよ
加々里 美雪
そうなんだ
白猫
奏介さんは街に出掛けていますよ
白猫
行ってみますか？
加々里 美雪
えっ？！
加々里 美雪
行きたいけど天使のわっかがついたままじゃ目立っちゃうよ？！
白猫
大丈夫です！
白猫
天使のわっかは奏介さんにしか、みえてません！
白猫
行きますよ～
加々里 美雪
うっ、うん！
白猫
なぁにこそこそしてるんですか？
加々里 美雪
仕方ないでしょ！
宮永 奏介
(ソフトクリーム食べよ)
白猫
ソフトクリーム好きなんですか？
加々里 美雪
うん
加々里 美雪
奏介は好きだよ
私もだけど
私もだけど
白猫
何持ってるんですか？
加々里 美雪
あっ見ちゃダメぇ！
白猫
良いじゃないですか
白猫
どれどれ
加々里 美雪
白猫
奏介さんですか
加々里 美雪
そうだよ
宮永 奏介
？
加々里 美雪
あっ！
加々里 美雪
加々里 美雪
ちっちがくて...
宮永 奏介
美雪！どうしたの？！
宮永 奏介
帰ってきてくれたの？
加々里 美雪
えっと...5日だけね！
宮永 奏介
そうなんだ！
宮永 奏介
じゃあ、これから一緒に暮らそう！
加々里 美雪
ええええええ？！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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