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噂に聞いたことがあった。
戦争を元に、まだ、残り続いている館がある、と。
その館には、まだ、その一族達が住んでいるという。
私はそのことを、
「戦族」、と呼んでいる。
チュンチュン(鳥の鳴き声)
時行
私の今の時代では、時のアラームなどという物は存在しない。
朝は毎回、自分自身で起きるのが基本。
だが、私は違う。
亜也子
時行
毎回、一族が起こしに来てくれる。
あ、申し遅れた。
私は、ここ北条家の時期当主を持つ主。
北条時行という
今日も同じ生活を、と思ったのだが、、、
時行
亜也子
時行
亜也子
亜也子
時行
聞いたことのない鍛錬の名だった。
時行
あれから事情を聞き、鍛錬の仕方を学んでいた。
あれから思うには、館外鍛錬とは、、、
この館を一度離れ、街中を周ること。
雫
雫
時行
今一、不安しかない。
大体、まともに行動したことはない。
時行
困ったことになりそうだ。
ザワザワ(たくさんの人の声)
トコットコッ
時行
街中を歩くのは平気だ。
だが、、、
いつもより人が多い、だと!?
時行
不安しかない。
なのに、
亜也子
孤次郎
皆は、どうしてこんなに平然としているんだ!?
雫
時行
亜也子
トコットコッ
時行
すると、目にしたものがあった。
それは、
亜也子
雫
時行
2人の子供が捨てられていた。
時行
2人はボロボロで
桜
月希
喋る勇気も無いのか、喋れずにもいた。
孤次郎
時行
雫
こんなにボロボロで、誰も拾ってくれないなんて可愛そうだ。
それなら、、、
時行